140話 ページ10
ハグリッドの家を出て、アルバスと共にホグワーツへ帰っていた
貴「アルバスは、停職してもいいの?」
ダン「いきなりじゃのう」
貴「アルバスが停職したら、ホグワーツが大変なことになるかもだよ?」
ダン「その時は、Aがなんとかしてくれるじゃろ?」
貴「そのつもりでいるけど。でも私はソロモンも助けられなかったんだよ?だから、きっと私にはアルバスみたいにはできないよ」
ダン「それを言うならわしもじゃよ。わしも生徒を救えなかったのじゃから」
アルバスはいつものような穏やかな顔をしているけど
それは偽りであって、
本当は悔しいと思う
自分の大切にしてきた生徒が何人も襲われて、
でも、自分は救えなくて
貴「アルバスは十分、生徒を守ってるよ。ホグワーツのためにいつも頑張ってるじゃない」
アルバスがみんなの事を考えて頑張っているのは
私が知っている
貴「だってね、今の私がここに居れるのも、あの時、アルバスが拾ってくれたからなんだよ」
アルマトランでの事件のとき、
ソロモンによってこの世界に送り込まれた私を、
見つけて拾ってくれたのは、紛れもないアルバスなんだ
アルバスがあの時、助けてくれたから、
今こうやって生きていられる
たくさんの仲間に友達に会えた
そして、なにより、ソロモンにまた会えたから
貴「だから、私はアルバスに感謝してもしきれないくらいの恩をもらっているんだよ」
その恩を返すためにも私はアルバスを助ける
なにがあっても
貴「安心して。アルバスが停職して、ホグワーツにいなくなっても、私がアルバスのかわりに頑張るからさ」
ダン「ふぉっふぉっ。Aならそう言うてくれると思ってたよ」
二人、月の灯りに照らされながら
笑っていた
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ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» ありがとうございます!私はまだ中学生なので更新が遅れるときもあるかもですが、この作品をよろしくお願いします (2015年7月13日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
桜水 - 読みました。続きがとても気になる。私は高校生なので、いつでも待ってまーす。 (2015年7月12日 11時) (レス) id: 8838ec53c6 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» ありがとうございます!なるべく更新できるようにしますね!! (2015年7月4日 2時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
桜水 - そうだったんですね。更新頑張って下さい。待っています。 (2015年7月1日 16時) (レス) id: 8838ec53c6 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» すいません!テスト期間だったので更新できませんでした! (2015年6月26日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハクしろ | 作成日時:2015年5月4日 19時