検索窓
今日:8 hit、昨日:8 hit、合計:93,416 hit

140話 ページ10

ハグリッドの家を出て、アルバスと共にホグワーツへ帰っていた


貴「アルバスは、停職してもいいの?」

ダン「いきなりじゃのう」

貴「アルバスが停職したら、ホグワーツが大変なことになるかもだよ?」

ダン「その時は、Aがなんとかしてくれるじゃろ?」

貴「そのつもりでいるけど。でも私はソロモンも助けられなかったんだよ?だから、きっと私にはアルバスみたいにはできないよ」

ダン「それを言うならわしもじゃよ。わしも生徒を救えなかったのじゃから」


アルバスはいつものような穏やかな顔をしているけど
それは偽りであって、
本当は悔しいと思う

自分の大切にしてきた生徒が何人も襲われて、
でも、自分は救えなくて


貴「アルバスは十分、生徒を守ってるよ。ホグワーツのためにいつも頑張ってるじゃない」


アルバスがみんなの事を考えて頑張っているのは
私が知っている


貴「だってね、今の私がここに居れるのも、あの時、アルバスが拾ってくれたからなんだよ」


アルマトランでの事件のとき、
ソロモンによってこの世界に送り込まれた私を、
見つけて拾ってくれたのは、紛れもないアルバスなんだ

アルバスがあの時、助けてくれたから、
今こうやって生きていられる

たくさんの仲間に友達に会えた

そして、なにより、ソロモンにまた会えたから



貴「だから、私はアルバスに感謝してもしきれないくらいの恩をもらっているんだよ」


その恩を返すためにも私はアルバスを助ける
なにがあっても


貴「安心して。アルバスが停職して、ホグワーツにいなくなっても、私がアルバスのかわりに頑張るからさ」

ダン「ふぉっふぉっ。Aならそう言うてくれると思ってたよ」


二人、月の灯りに照らされながら
笑っていた

141話→←139話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
139人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» ありがとうございます!私はまだ中学生なので更新が遅れるときもあるかもですが、この作品をよろしくお願いします (2015年7月13日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
桜水 - 読みました。続きがとても気になる。私は高校生なので、いつでも待ってまーす。 (2015年7月12日 11時) (レス) id: 8838ec53c6 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» ありがとうございます!なるべく更新できるようにしますね!! (2015年7月4日 2時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
桜水 - そうだったんですね。更新頑張って下さい。待っています。 (2015年7月1日 16時) (レス) id: 8838ec53c6 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» すいません!テスト期間だったので更新できませんでした! (2015年6月26日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハクしろ | 作成日時:2015年5月4日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。