◇ 第８話＊現実チョコレートモールド�� ◇ ページ11
試験開始…。
緊張し過ぎでお腹が
少し痛くなってきた。
でも意識したら余計に痛くなりそう。
私はひたすらチェックシート？に
ぐりぐりとシャーペンの芯を擦りつけた。
基礎体力テスト、ぜいぜい言いながら
ひたすら頑張った。意識ぶっ飛ぶんじゃ
ないかって位。
面接はもう疲れで何を話したか覚えて
いない。まずい。本当にまずい。
後日、結果発表…。
ハラハラしながら家ではよく転んで
学校では人にぶつかりまくった。
そこからの日々は本当に目まぐるしくて
瞬きする様に過ぎて…。
もう頭がいっぱいで熱を出してしまう
位に緊張が解けなかった。
そんな日に、ついにやってきたのだ。
合格だと書かれたボーダーからの
お手紙が!
「ほっ、ほわっ、ほわわぁあぁぁあぁ!」
おばあちゃんもお母さんも褒めてくれた。
嬉しかった。訓練生になったってだけ
だけども、すごく嬉しい。
熱から復帰し学校に行って真っ先に
綾美に報告した。おめでとうって
言ってもらった。
影浦君、私が学校休んだ間には来てた
らしくって少し残念だった。
学校が終わればボーダー本部に行って
ひたすらトリガーについて勉強、
訓練、ランク戦、とやっている。
初期ポイントは、私は意外とトリオン量が
高かったらしく2800からのスタート。
定期検診で引っ掛からなかったのが
不思議な量だったらしい。
私は取り合えず動き方が解りやすかった
アタッカーにすることにした。
“コゲツ”？と言うのは重いからやめておく。
“れいがすと”？も使いにくくて、
“すこーぴおん”？になった。
体とかから出せるし形も自由自在!
出し入れが楽だし何より軽い!
欠点は脆いから受け太刀できない所。
初めての訓練は張り切って敵を
ぶっ倒してやった!爽快感がすごいです。
一位取れた!悪いな中学生。
というか、中学生多い!自分がオバサンに
感じてしまう。まだ高校生なのに!
ランク戦だけは恥とか考えずに
頼みまくってやってるけど世間話なんて
無理無理無理!
「あと…あと一戦…!」
先程年下、中学生をボッコボコにした。
あと誰でもいい、ぶっ飛ばす。
チョコを粉砕する気分だった。あれは
ストレス発散にオススメ。
「そこのC級の方!ランク戦お願いします!」
「えっ、なぁおいこの人…」
「し、しっ死神じゃね!?」
「え!?えっと、ちっ違います!人間です!」
死神…私中学生に容赦無さすぎてそんな
風に呼ばれてるんですか…？
必死に頼み込んでOKしてもらって
恐らくC級最後の戦闘は開始した。
◇ 第９話＊巡り合わせミルフィーユ ◇→←◇ 第７話＊現実チョコレートモールド ◇
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幽々華(プロフ) - これ普通に好き！← (2020年7月12日 1時) (
レス) id: 1e7a7481f9 (このIDを非表示/違反報告)
ルピナス(プロフ) - 鵺さん» お返事遅れてしまいすみません!ありがとうございます!まさか褒められるとは思いませんでした…! (2016年8月1日 11時) (レス) id: 82e1e84f5b (このIDを非表示/違反報告)
鵺 - イメ画すっごく上手いけど？！ (2016年7月22日 23時) (レス) id: 864fc18fb6 (このIDを非表示/違反報告)
soyon(プロフ) - ルピナスさん» 返信遅くなりました。はい、これからも頑張りましょう！ (2016年3月29日 0時) (レス) id: 07f2e5561f (このIDを非表示/違反報告)
ルピナス(プロフ) - soyonさん» soyonさんもですか!?お互い負けずに頑張りましょう! (2016年3月28日 18時) (レス) id: 82e1e84f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルピナス | 作成日時：2016年3月24日 15時
