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『やっば…もうこんな時間』
急がないと仕事に遅刻する
そう、急がなければならないのだ
だが下の階から香る俺の大好きな匂いには勝てない
『ハムエッグ…!』
まふ「おはよ、そろそろ時間でしょ?支度しといておくよ」
『そこの資料とメモ帳も入れといて!いただきまーす』
はいはい、と若干呆れた声で返事をされるが俺の言ったことを素直に聞いてくれてるのは嬉しいことだ
ハムエッグのエッグは半熟派
これがまた美味いんだよな
『んま、朝からハムエッグ最強』
まふ「さっさと着替えて仕事行く!」
『引きこもりに言われたくない』
まふ「ぐぬぬ…」
そうこう話しているうちにハムエッグを完食してしまった
できればおかわりをしたいが時間が迫ってるため諦める
やっと一人で着られるようになったスーツを着て玄関へ向かい
『いってくる』
まふ「気をつけてね」
いつもの挨拶を交わし待ち合わせ場所へ急ぐ
さすがにこの体じゃ車も運転できないしましてや電車なんか乗れるはずがない
この前までは一ノ瀬さんっていう真冬の友達に送り迎えを頼んでたんだけど
一ノ瀬さんも色々と仕事があるから毎回送り迎えをしてくれるわけではなかったから
心優しい後輩に家も近いしってことで送り迎えを頼んでいる
まあ向こうから言ってくれたんだけどね
『遅れた』
センラ「大丈夫ですよー、行きましょか」
『頼んだぞ』
センラ「シートベルト付けれます?」
『毎度毎度煽ってくるよな』
センラ「冗談ですって、大丈夫ですか?」
『いつでも出発OK』
センラ「なら出ますねー」
勢いよく車を走らせて目的地へ急ぐ
いつもと行き道が違うからそのまま仕事に向かうのだろう
さあ今日一日やってくか
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空夜(そらよ)(プロフ) - 詩音さん» コメントありがとうございます!次の話で書かせてもらいます!これからも応援よろしくお願いします! (2018年1月10日 16時) (レス) id: 5a4020227a (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - 3人はどういう感じで仲良くなったんですか?更新頑張ってください! (2018年1月10日 15時) (レス) id: c93707e8fd (このIDを非表示/違反報告)
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