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すれ違い ページ24

実弥視点
最近のあいつ…荒れてる。
毎日あんな顔をされると
さすがにオレも我慢できなかった
ついAを怒鳴ってしまった……
あいつだって子育てで不安になってるのに…
悲しそうな顔をするAを見ていられなくなり
頭を冷やしに外へ出る。
「クソッ……」

近くの店に入ると

「あれ?不死川先生?」

実「北原先生……」
北原が一人で飲んでいた。
北「こんな時間にどうしたんですかぁ?あ?もしかして奥さんと喧嘩したんですかぁ?」

実「………」

北「あららぁ、図星??クスクス…私でよかったらお相手しますよ?」

オレは北原の隣に座った。

北「結婚すると色々窮屈じゃないですか?」

実「まぁな……」

二人で酒を飲む。

北原は、少し酔っているようだ。

北「何があったか知りませんがたまには、奥さんのこと忘れちゃったらどうですぅ?クスクス」

実「……」

北「チャンス……よね?」

そういうと、オレに体を預けてきた

北「女は……女で忘れちゃえば?」

実「お前……」

北「ねぇ先生?ホテル……いきません?嫌なこと忘れましょうよ?」

そしてオレの耳元で囁く
「私が……忘れさせてあげる」


気がついた時は、


ホテルの中にいた


イライラしているオレは


北原を乱暴にベッドに押し倒し


馬乗りになると


実「忘れさせるんだよなぁ……」


北「もちろん……好きにして……」


北原にキスをする

愛のないキスは……
こんなものか……

北「あ……ん実弥先生……シャワー浴びなきゃ……」

北原を無視して乱暴に服を脱がす

北「優しくゆっくりして……」


その時

ーさねみ……大好きだよー

ーふうか?名前考えてくれたの?ありがとうー

ーさねみ……愛してるー

……北原の服を脱がす手が止まる。


北「実弥…先生……?」



あいつの声が……

あいつの微笑んでる顔が……




オレは……

「クソッ……何やってるんだ……」


両手で髪をグシャグシャにする


はぁ……
ため息をつくと

「北原先生……わりぃ、やっぱり無理だわ」

北「え?今さら何いってるの?女に…恥かかせないでよ!」

オレにしがみついてキスをしてくる

オレはそれを必死におさえ、

もう一度言った

「本当に悪かった……オレは、Aを裏切れねぇ……あいつを…愛してるんだ」

北「何よ!ここまで連れてきたくせに!」


「悪かったァ……忘れてくれ」


そう言うと部屋を出た。

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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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まゆまゆの実 - 実弥が一番好きなので続き楽しみにしてます!玄弥も好きです、玄弥のも作って欲しいです (2021年1月21日 1時) (レス) id: 442319c796 (このIDを非表示/違反報告)
croixdusud04231(プロフ) - 更新楽しみにしてます(^-^)これからも頑張ってください(#^.^#) (2021年1月19日 18時) (レス) id: 54851fbd9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年1月19日 14時

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