40話 ページ43
Aside
「Aちゃーん、飲みなよー?」
「わ、私は大丈夫です。」
酔っ払った先輩を相手して1時間以上。
結局先輩は彼方のそらるさんとしての1面ではなく、まふもふさん?という推しについて話していた。
「もーまふくんとお酒飲みたいー!!」
「ま、まふくんさんじゃなくてすみません。」
「Aちゃんさいこー!」
話が全くもって噛み合わない。
こうなったら先輩を家に送り届けてしまった方が良さそうだ。
「ほら先輩、帰りますよ。」
「んー…。」
何とか肩を貸しながら、居酒屋から歩いて5分ほどの先輩の家へと着いた。
「先輩、鍵は…。」
「はい……こんなかのどれか…。」
「……10個ぐらい鍵ついてますけどこのキーホルダー…。」
「んとねぇ…………。」
ダメだ、先輩は喋れない。
行動不能となった先輩の代わりに、一つ一つ鍵を確かめながら、何とか正解の鍵を見つけ使い、ガチャリと開けるが閉まっている。
「……先輩、もしかして、鍵をかけずに出てきたんですか…?」
だとしたら恐ろしい、なんて不用心なんだ。
真っ青になりながら先輩を見ていると、急に開くドア。
「……あれ?どなた?」
男の人がいてびっくりする。
「わ、私は仕事場の後輩です。先輩を送り届けに来ました。」
何だ、先輩彼氏いたのか、びっくりした。
「あー…ありがとうございます、ほら入るよ。」
何とか先輩を受け渡して、マンションのエレベーターに乗り帰ろうとすると、着信音。
なんだろうと思い見てみると、またまた驚いた。
「今、会える?」と、彼方から連絡がきたからだ。
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彩華 - 何この神作品!私が書いてる小説とは全然違う...!良かったら私の小説読んd))))) 殺人犯との鬼ごっこっていう名前だy)))))←宣伝するな (2019年8月22日 18時) (レス) id: e742c3b57e (このIDを非表示/違反報告)
飴 - りっちゃんさん» こんな気まぐれに書いた作品を読んで頂きありがとうございますw (2019年8月19日 22時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん(プロフ) - ああああ!!なんで高評価って一回しか押せないんだあああ!!!(うるさくてごめんなさい) (2019年8月19日 16時) (レス) id: 75e3c0ea04 (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 狂鬼さん» 先を書いてきます…w (2019年8月19日 16時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
狂鬼(プロフ) - 飴さん» お?またまたいい展開だ。あまちゅ56されねぇかなそらるんに…← (2019年8月19日 16時) (レス) id: b1fcaf3ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴 | 作成日時:2019年8月5日 16時