【イナイレ】空の天才プレイヤーは男・・・の娘！！←

第３２話　人質 ページ34

佐「どういう事だ・・？」

貴「あの子に手は出すな！！ボクに直接手を下せばいいっ・・・あの子は関係ないだろう！！」

不「あの子って誰だよ・・？」

Ｋ「そうはいかん。お前は自分のした罪の重さを知らなければならないのだからな」

貴「っ卑怯な・・・・ならばこっちにも策はある」

Ｋ「フンッ・・口の減らぬやつだ。見栄など張ってどうする」

貴「見栄なんかじゃない。お前はボクを自分の元に置いておくためならどんな事でもする・・・そうだな」

Ｋ「・・フッ」

貴「だけど・・・あの子に手を出すなら・・・・・ボクは自らこの命を絶とう」

「「！？」」

円「A！？」

貴「あの子・・・春奈には手出しさせない」


キッと影山を睨むA


鬼「！！」

佐「まさか・・音無を人質にとられて・・！？」

Ｋ「・・本気のようだな」

貴「本気さ」

Ｋ「・・・それは私にとっても困る事だ。ならこうしよう、私の条件さえ飲めばもう音無には手を出さない」

鬼「やめろ蒼ノ！！他にも手はあるはずだ！！」

貴「・・その条件は？」

鬼「蒼ノ！！」

Ｋ「クックック・・・・一生私に尽くしてもらうぞ、蒼ノA」

貴「・・・・円堂達、この事は春奈には言わないでほしい」

円「A・・っ」

フィ「そんな・・・」

Ｋ「クックック・・・さて、イタリア代表の座はきみたちオルフェウスだ」

「「！！」」

Ｋ「だが、ＩＪ君達日本代表が、こんなところにいていいのかなぁ？」

不「なに！？」


パッとモニターに映像が映し出された

それは、ＩＪ対ジ・エンパイア戦が始まろうとしている所だった


貴「！」

鬼「ばかな・・アルゼンチン戦は明日のはずだぞ！？」

円「どうなってるんだ！？」

不「まさか・・！！」

Ｋ「試合は３時から。おまえ達なしでどこまで戦えるかな？」

鬼「まさかお前が試合日程を！！」

Ｋ「そこでＩＪが負ける姿をじっくり楽しむんだな。来い、蒼ノ」


Ｍｒ，ＫはAを連れ、去って行く


鬼「蒼ノ！・・・くそっ」

不「まんまとはめられたって訳か」

円「まだ試合に間に合わないと決まったわけじゃない」

「「！！」」

円「試合は３時からって言ってたよな・・まだ時間はある！！」


そして５人はバスにのり、船着き場へ向かうが間に合わなかった


鬼「くっ・・・」

佐「まさか・・蒼ノがあいつに脅されていたなんて・・・・」

不「確かにあいつ、音無のためならなんでもしそうだもんなぁ・・」

円「A・・・」

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