【イナイレ】空の天才プレイヤーは男・・・の娘！！←

第３１話　変わらぬ結果 ページ33

Ｋ「幼きながら蒼ノはすでに完成された存在だった。それを見込み私自らサッカーを教え、ここまで育て上げたのだ」

円「そ、そうなのか・・・？A・・」

貴「・・・そいつの言う通りだよ」

Ｋ「蒼ノは良く私に尽くしてくれた。どんな事でもやり遂げた。あの頃の鬼道、お前のようにな」

鬼「！・・・」

Ｋ「だが・・あいつに会ってからこいつは・・・いや、この話はまた今度にしよう」

鬼「あいつ・・？」

Ｋ「さて始めよう！イタリア代表決定戦をな！！」

バッ

《この試合は私！角馬王将が実況いたします！》


そして各自ポジションにつく


佐「鬼道、不動と蒼ノはひそかに影山と接触していたよな」

鬼「あぁ・・」

佐「奴らはいつ寝返るかわからない・・二人にボールが回らないよう注意しよう」

鬼「わかった・・」

ピ―――ッ


試合が始まるが、チームｋに翻弄されなかなか思うようにいかない

そんな中、不動の疑惑が晴れ皇帝ペンギン３号で一点を決めた帝国３人組み


ピーーーッ

《逆転！！オルフェウス逆転です！！》

フィ「なんてシュートだ・・」

円「すっげえ・・やったぜあいつら！！」


試合が再開されるが、デモーニオは動かない


佐「力を与えられた者の最後か・・・」

不「脆いねぇ・・」

貴「バカな事を・・・」

鬼(まさか・・蒼ノの言った“変わらぬ結果”というのは・・・！)


チームメイトの言葉で本当のサッカーを取り戻したデモーニオ

そして・・


ピッピッピーーーーッ


《試合終了！！イタリア代表決定戦、勝ったのはオルフェウスです！》

フィ「勝ったんだな・・・俺達」

円「あぁ！」

フィ「ありがとう守」

円「今度会う時は日本代表と、イタリア代表としてだな！」

フィ「あぁ！試合で会おう！！」

貴「・・・」

Ｋ「・・・」


向かい合ってお互いを睨み付けるように見るＫと司

それを少し離れた場所からじっと見つめる鬼道、佐久間、不動


Ｋ「私を裏切ってどうなるか・・わかっているのだろうな」

貴「裏切ったワケじゃない。言ったでしょ、友達の為。そしてボクがどうしようと結果は変わらぬと」

Ｋ「・・・そうだな。だがお前が私に背いたことに代わりはない」

貴「なっ」

Ｋ「お前の大切なものは消える」

鬼「！？」

第３２話　人質→←第３０話　デモーニオ・ストラーダ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す