13巡目ーリクエスト ページ16
受けが誘うのっていいよね、どうもAです
なんで此奴らこんな可愛いん?
はぁ……しゅき
「…もうええか、次ー!!
せーのっ!」
『王様だーれだ!』
gr「お、俺だゾ!んで、Aのテンションは大丈夫なのか?」
「逆に大丈夫だと思う?」
gr「思わんから進むわ。
そうだな、優しい命令にするか。
4番が9番を膝の上にのせる、でどうだ?」
「総統かわいい……むり……」
なんで毒素はこんなに命令が可愛いの…?
俺をころしにきてるの…?
zm「こいつ頭大丈夫かな……あ、9番やで」
tn「もう無理やろ…4番。
ゾムはえらいすんなり出てくるなぁ?」
zm「命令優しめやからな。」
tn「それは確かに。
まぁ、軽く済ませましょか。
ほら、おいで。」
優しい表情で、自身の膝を叩くトントン。
その瞳は柔らかに翡翠の瞳を見つめている。
翡翠の瞳を持つ彼は、無邪気に笑いながらトントンの膝の上に座った。
zm「やっぱトントンでかいなぁ…」
tn「おぉん!?デブちゃうぞ!?」
zm「言ってないww
…いや、なんか包容力?あるなぁ、みたいな」
tn「そっちやと思うやん、普通?
え、なに、…そ、そっすか」
zm「んふふー、落ち着く……
てか、トントン照れた!?照れたやろ!!」
tn「別に、照れてないですけどー?
そういうゾムさんも、えらい可愛らしい顔してますけどね」
zm「っ…はぁ!?そんなことない、し……」
軽やかに交わされていた言葉は、甘い雰囲気のなかに沈んでいって。
二人とも、顔を少し赤らめている。
溶かされそうな紅い瞳は、少しずつ獣じみたそれに変わっていった。
幾度も目にしてきたそれは、目の前の翡翠の瞳が情欲を誘っている証拠だった。
tn「ほんま、ゾムはかわええなぁ」
耳元で、囁くように言う。
普段よりもワントーン低い声は、鼓膜を揺らして、快楽に変わる。
zm「っ、ぁ……ぇ、や、ちが……な、に…?」
困惑と共に漏れ出た声は、快楽に堕ちてしまっていて。
tn「そういう反応も、潤んだ目ぇも、感じてる顔もお前の声も、ぜんぶがかわいい…」
ゆっくりと、確実に、彼の耳を溶かしていく。
zm「っ、ひ、ぁ……ま、って、とん、と…」
tn「待たへんよ、ぞむ。
嗚呼、お前が堕ちてきたらええのになぁ…
いっぱい、可愛がってあげるで…?」
悪魔的に紡がれていく愛の言葉。
魅力的で、かつ恐ろしい殺し文句。
すっかり、彼の目は堕ちていた。
zm「とんと、ん…おれのこと、愛して?」
tn「大好きやで、ぞむ。」
513人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「bl」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神楽 - shp受け好きなので嬉しいです (2022年1月16日 15時) (レス) @page18 id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - コメントありがとうございます、お褒め頂き光栄です…!今後とも楽しく、心の癒やしになるような小説を書いていけるようにがんばりますのでよろしくお願い致します! (2020年12月11日 20時) (レス) id: f37e2354bc (このIDを非表示/違反報告)
ウタノ - コメ失礼します。文の書き方が大好きです。いつも心を潤してもらってます。作者様には感謝と尊敬しかないです、本当に。何回読んだことやら…ってくらいに読ませてもらってます。今後も応援するので、頑張って下さい! (2020年12月11日 18時) (レス) id: 21d60fdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - 菜月さん» 感謝されるようなことはしていないのですが、暴れるくらい満喫してくださったようでなによりです…!!ここからもどんどん続いておりますので、楽しんでいただければ幸いです! (2020年11月14日 0時) (レス) id: c2f16bb4d1 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 7巡目、推しカプだったのでベッドの上で暴れてました 作者様とリクエストした人に猛烈に感謝してます (2020年11月13日 20時) (レス) id: 28570627a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ