第32話 ページ34
ー A side ー
足が動かない。
でも涙は出てくる。
はっ、早く華恋を助けないと…。
手足は震え、声も出ない。
今、助けられるのは私しかいないのに…。
？「…なにしてんの」
『え…』
聞き覚えのある声がした。
ゆっくりと振り返ると、そこには
『わっ、渉…？』
渉の顔を見た瞬間、手足の震えが一切なくなった。
う「え、どうした、」
涙いっぱいの顔を見て驚いたのか、渉は走ってこちらに向かってきた。
『かっ、華恋が…、私の大切な友達が…』
う「！？…カバン持っといて」
『うん…』
渉は華恋の方へと行った。
う「大丈夫ですか」
くろ「…平気」
華恋は起き上がろうとした。
『っ、駄目！立たないで…』
くろ「え…A、どうしてここに…」
華恋の顔には少し、血がついていた。
う「俺の背中乗ってください」
くろ「え、だから平気って…」
う「あいつの友達なんだろ、心配させんな」
くろ「…、わかった」
華恋は渉の背中に乗り、学校へと戻った。
う「とりあえず、病院行っても金ないし、保健室連れてくか」
『う、ん…』
ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ
先生「どうしたのよこれ！？」
う「…えと…」
なんて言えば良いのかな…
くろ「…ちょっと手滑って切っちゃったんです、へへ」
華恋…。
先生「笑い事じゃないわよ…すぐ包帯巻くから、待っててね」
保健室の先生は棚の方へ向かった。
くろ「…2人とも、ありがと、もう行っていいよ」
『何言ってるの、…』
くろ「大丈夫だから…」
『……うん…』
華恋はまっすぐな目で私を見た。
う「…先生、俺達先行ってます」
先生「えぇ、運んでくれてありがとうね」
う「はい、失礼しました」
ガラッ
渉と2人きりになるの、久しぶりだな…。
＊＊＊＊＊
更新遅くなってしまい、申し訳ありません…。
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呪術廻戦好きガール - ヒプマイの推しについてです!!! 十四くん、くーこーくん好きです!!! あとは独歩、一二三ですかね！ (2021年4月11日 1時) (
レス) id: bb4087a6f5 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 利佳ちゃんを倒して八っピーエンドになってほしいです！あとできれば全員分のオチが欲しいです！チラ (2019年6月6日 17時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
るるく(プロフ) - の あ 。さん» 絡みまくりますッ！ (2019年5月12日 17時) (レス) id: bcf2c07990 (このIDを非表示/違反報告)
の あ 。(プロフ) - るるくさん» たくさん絡んできてねッ (2019年5月11日 15時) (レス) id: db413e19fa (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - いきなりすいません！ヒプマイの推しについてなんですけど、私は飴村乱数くんが大好きです！あと、もう少しでTwitter始めるからフォローはもう少し待っててください！更新頑張ってください！ (2019年5月7日 15時) (レス) id: fda8a4048b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆ@ x他2人 | 作成日時：2018年7月17日 19時
