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lie.43 ページ48

瀬名side
in 3年A組

授業が全部終わった
頭回んなくて全っ然集中出来なかったけど


「瀬名、お前今日ユニット活動ないよな?
城崎の部活案内してくれないか?」


瀬名「え、俺今日部活……」


「仁兎には許可取ってあるから」


俺が承諾する前提でなずにゃんに話通してあるのかよ
なずにゃんも何でそれでOK出すかなぁ……?


「じゃ、よろしくなー」


瀬名「まだ俺いいって言ってないんだけどぉ……」


城崎「せーなくん!よろしくね!」


瀬名「はぁ……ただでさえ今はMendaxに会いたくないのに……」


城崎「何で?」


瀬名「こっちの話だから……で、見たい部活あるの?……って…何スマホいじってんの……」


城崎「え、あぁ……知り合いに連絡

…うーん……ここの学院の部活ってたまに変なのあるからなぁ…………瀬名くんとか、Knightsの皆は何部なの?」


瀬名「俺はテニス部、王さまとかさくんは弓道部、くまくんは紅茶部、なるくんは陸上部だよ」


城崎「弓道部行ってみたい!」


何で俺がこいつと弓道場に向かわなきゃいけないわけぇ……?






少し歩いて、弓道場の前に着いた


瀬名「ここだけど」


城崎「わー……いかにもって感じ……
入っちゃダメなのかなぁ……」


瀬名「いいんじゃない?」


城崎「怖いから瀬名くんも一緒に行こ
失礼しまーす!」


瀬名「ちょ、引っ張るな!後静かにしろ!」


城崎に手を引かれて、弓道場へと足を踏み入れた
……入らなければ良かったと思うのは、この直後だ


月永「うーん……ここはもう少し低くした方がいいぞ?ちょっと声出しにくいかも」


王さまが珍しく部活に出てると思ったら、イヤホンして何か聞きながら誰かと喋ってる


瀬名(……城崎のせいで中が見えないんだけどぉ…)


『そっか……じゃあここちょっと強くしてもいいかな』


月永「そうそう!セナはそういうのが合う声してるから!わかってるなAは☆」


『……わかんないよ、あいつは』


声でその話し相手の正体がわかった
俺が今1番会いたくないやつ……


瀬名「なんで……ここにいr((城崎「何でいるの!?」ちょ、城崎?」


『あれ彩斗?実はテニス部見に行く途中で衣更とはぐれちゃってさー
迷ってたらレオがいたから着いてきたらここに着いちゃった』


城崎「そんな……」


『……?彩斗?
ねぇ、後ろにいるの誰…………え』


俺が視界に入った瞬間顔を歪める
……こんなんで仲直りできるかっての

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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/  
作成日時:2018年11月13日 18時

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