愛する騎士に嘘を吐いた【あんさんぶるスターズ！】 (ページ16)

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数日後
ライブを一週間後に控え、衣装作成もほとんど終わったころ
今はKnightsに試着をしてもらっています

『何か直してほしいところがあるなら言ってね』

朱桜「いいえperfectです！とても動きやすくKnightsらしい衣装です！」

鳴上「一人一人少しずつ違うのねぇ…ワンポイントにそれぞれのイメージカラーが入ってるの可愛いわァ」

『可愛いか…Knightsだからかっこいい感じで作りたかったんだけどなぁ…』

凛月「ナッちゃんが可愛いって言うのはかっこいいと同等の誉め言葉なの
飾りもきれいだよねぇ…俺のは…チェスのナイトの駒？」

鳴上「私のはクイーンね」

朱桜「私の駒はポーンですか…確かに未熟者ではありますがっ…」

『えっと…それっぽいの選んだだけだからそんなに気落ちしないで…』

朱桜の言った通りだから嘘をついておく

『一番朱桜のが大変だったんだから、あんまり知らないし…ライブのDVDとか買ってきて調べてた』

凛月「ふーん…なんか今の言い方だとス～ちゃんが居なかった頃の俺たちは知ってる感じ？」

『そりゃお兄ちゃんが…』

凛月「へぇ…そーなんだー」

『何その眼…』

凛月「べっつに～…話は変わるんだけど、冬園の一番好きな駒って何なの？」

もうその話に興味が無くなったのか、次の話題に移る

『好きな駒？チェスってあんまりしないし…そうだな…ビショップとか』

凛月「セッちゃーん衣装見せて～」

『おいこら待ておい！』

瀬名「はぁ？俺まだ着てないんだけど…くまくん？」

凛月「…ねぇ冬園、一番好きな駒ってなんだっけ？」

『鳥頭か…だからびｓ……お前』

凛月「えー言わないの？」

こいつ…思った以上にうざいぞ…
とにかく話を逸らそう

『…そ、そういえばレオは？居ないみたいだけど』

瀬名「王さまだったらあんずと城崎が探してる
城崎には「王さまが来なかったらAちゃんが困るでしょ」って言っといたから全力で探してるんじゃない？」

『そっか…じゃあもうすぐ来る…』

瀬名「で、好きな駒って何の話なの？」

『忘れろ！！今すぐに！！
お前のビショップの飾り引きちぎるぞ！！』

瀬名「あんたが作った衣装だよねぇ！？」

特に考えずに作ってたから私は悪くない

城崎「A～！レオくん捕まえてきたよ…瀬名くん、Aに何したの？」

瀬名「何もしてないんだけど！チョ～うざぁい！」

月永「おい！お前「瀬名くん」のあたりでおれを落とすな！ってか担ぐなこの巨人！」