【文豪ストレイドッグス】人虎と変人と理想主義者に囲まれてるので助けを求 (ページ14)

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～太宰「いい加減帰ってこないのかい？」『私に手錠かけようとしてる人居るから厭でーす』～ページ14

如何やら中原君は私をマフィアに入れたいようだが
断固拒否させていただきたい

中原「覚えてねぇみたいだから説明しとくぞ

手前は俺と太宰の同僚で芥川の上司兼教育係だった
だが、太宰の野郎に唆されて此処から逃げ出した…此処までわかるか？」

『訂正させてくれる？覚えてないんじゃなくて知らないの』

中原「もう其れはわかったから、取り敢えずボスに会いに行くぞ」

『ボス？え、マフィアのボスと中原君知り合いなの？』

中原「因みに其の中原君はどんな奴なんだ？」

『本人が聞きます？』

中原「本人じゃないから聞いてんだけどなぁ？」

『そうだな……あ、前に花瓶壊したことがあったじゃん？』

中原「俺はねぇよ？」

『あれさ、中原君が触れたら直ったよね…今思うと異能力だったのかな』

中原「中原君マジで何者だよ……」

そんな会話をしている間にボスさんの部屋に着いたようですね
帰っていいですか

中原「失礼します、Aを連れてきまし……」

『ん？どうしたの中原く………帰りてぇ』

私の視界に飛び込んできた光景は
おじさんが幼女の服を着せようとしているところでした
全くの断片も残さず忘れたい所存です

「あぁ、中原君。代継ちゃんを連れてきてくれてありがとう」

『厭だぁ…あんな人に代継ちゃんって呼ばれたくないよぉぉぉぉ…！！』

中原「やめろ手前！ボスの前でそんなこと」

『じゃあ、中原君のLI〇Eに「ポートマフィアのボスさんはロリータコンプレックスですね」って送っても善いんだね！？』

中原「よし、今すぐ此処で叫べ」

「代継ちゃんも中原君もやめてくれ」

『Don't call me Sirotsugityan!!』

中原「お前とりあえず落ち着け！！」

「シロツギってそんなにうるさかった？」

『22歳にして身長160㎝の中原君、この金髪幼女は誰？』

中原「手前覚えとけよ……その方はエリス嬢、ボスの……まぁ、これはいいか」

『エリスちゃんね、よろしく』

エリス「前のシロツギよりこっちの方が好き」

『ありがたき幸せ』

「エリスちゃん、私は？」

ボスさんが満面の笑みで金髪幼女ことエリスちゃんに話しかけている風景は
警察に通報しても善いというレベルでドン引きました
まぁ、マフィアの時点で通報できるけどさ

エリス「シロツギの方が好き」

「そんなぁ……」

　
　

　
　
　
　
　

『中原君電話貸して』

中原「通報するなよ」

『ッチ………』