山田家の長女はある意味変人

36話 ページ37

それから数分後。


ビルの周りを警察車両が固めた。私達は
その間に管制室を乗っ取った。


『銃兎はここで指示を出す。理鶯と左馬刻は
上に向かう。んで、私は……』


私はそのへんからくすねてきたスーツを身にまとった。


理鶯「随分とさまになっているな、四輝。」


左馬刻「高校生でここまでスーツ似合うやつ
　 いねぇんじゃねぇの？」


『褒め言葉として受け取っておくよ。』


ちなみに私が来ているスーツはヤ○ザの人が
来ているようなスーツだ。一応バレないように
サングラスもしている。もちろん変装マスクも
つけているし。


『んじゃ、行きますか。』


私達はそれぞれのやるべきことを果たしに
向かった。






ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

私は見張りのいる場所まで向かい、その人たちの前まで行った。


見張り1「お前、持ち場はどうしたんだ？」


『それどころじゃないぞ！外を見ろ！サツが
来てる！早く応援に行け！ここは俺に任せろ！』


見張り2「何だと！？」


見張り3「お前ら、行くぞ！」


『………フフ。行ってらっしゃーい。』


とりあえず陽動は成功……ね。
私は奥へ向かうために階段を登った。









？「フフフフ……！やはり現れたか山田四輝！」

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