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Story 3 ページ4

「疲れたぁぁぁぁ〜〜〜あんなん話聞いとるやつなんかおらんやろ」


「寝てて意識ないわ」


退場前にお知らせされた(らしい)教室に向かう。
シンプルな造りの学校だから迷子になることはなさそう。
坂田なら迷いそうだけどな

なんて、あくびを噛み殺しながら教室のドアを開けた。



「…いない」


ふと、口の中で転がしていた言葉をこぼしてみる。

ん???まてまて、誰が????
なんのことだ?????

何回か反芻してみてようやくわかる。あの子のことか。
どうやら俺は意識しないうちにあの子のことを考えていたらしい。

すぐ忘れてしまうと思っていた彼女は案外記憶の外からでていかない。
なんだか海馬の底に根付いてしまったようだ。


「センラくんねぇねぇセンラくんセンラくん」


「ちょっとどうしたんですか志麻くんうらたん並みに構ってきますやん」


「坂田どこ」


「それだけぇ!?センラは知らないです、別のクラスとちゃうの?」



探してくる!って志麻くんは走っていってしまったので
俺は黒板に張られた紙から自分の席を探して座る。
この高校、最近できたとあってやはり全てが綺麗。
みてこの椅子と机。やばない??ぴっかぴかに光っとるで


「あっ、朝の方じゃないですか。そこ私の席なんですけど」


「えっ」


振り返ると朝の時と変わらない、相変わらずの無表情さで立っているあの子がいた。

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設定タグ:歌い手 , センラ , 浦島坂田船
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るぅぅ(プロフ) - ねるねるさん» 別のも読んでくださってたんですか、!!設定と言葉ですか…!初めて言われましたありがとうございます( ;∀;) (2018年8月30日 2時) (レス) id: 5477715645 (このIDを非表示/違反報告)
ねるねる(プロフ) - 今回も最高です!!ほんとに設定とか言葉とかすごい好きです!体調に気をつけて更新頑張ってください!!長文失礼しました!! (2018年8月30日 1時) (レス) id: 023273a5c0 (このIDを非表示/違反報告)
るぅぅ(プロフ) - ほわいとふぃっしゅさん» わ〜〜ほんとですか嬉しいです( ;∀;)( ;∀;)更新頑張ります( ;∀;) (2018年8月29日 23時) (レス) id: 5baf5a2513 (このIDを非表示/違反報告)
ほわいとふぃっしゅ(プロフ) - 突然すみません。すごい、好きです。雰囲気?世界観?がものすごく好きです...更新楽しみにしてます!!! (2018年8月29日 23時) (レス) id: b3ad7ee62f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るぅぅ | 作成日時:2018年8月29日 21時

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