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1話 ページ2

朝、6時

今日は日曜日。寝坊するつもりがつい、学校の日に起きる時間に目が覚めてしまう。

習慣とは怖いものだ

だが早起きも悪くない、清々しい朝だ

せっかくだし少し散歩でもしてみようかな

そう思い、私は布団から出ようとした

だが、体が動かない

そう、まるでなにかに巻き付かれているような……。

一松「んっ……」

『!?!?』

なぜこいつが私と一緒に寝てるの!?

動けないのは当然だ、だってこいつが私に抱きついてやがるから。

私ももう高校生

だからお母さんが私個人の部屋をくれた。

なので一松兄さんがここで私と寝てるのは絶対におかしい

『ねぇっ!一松兄さん!起きて!!てか離せ!!!!』

一松「…すぅ………

ひひっ……」

『お前寝た振りしてるだろ。ひひって笑ったのバレバレだからな??』

一松「ちっ…。」

『とりあえず、離してよ。』

一松「なんで?」

なんでじゃねぇだろ!!

こいつの相手をしてると疲れる。

散歩に行く気がどんどん削がれていく

『とにかく離してよ。てかなんか顔近くない!?ねぇ!?どんどん近づいてない!?』

一松「気のせいじゃない?」

『気のせいじゃないよ!!』

一松「朝から耳元で叫ぶなよ」

『なら離れろ』

一松「嫌だ」

そういって一松兄さんは頑なに私を離そうとしない

それどころか抱きしめる力はどんどん強くなる

それに顔が近い

これは危険だ

他の兄さん達を呼ばなくては

でもあいつら起きるかなぁ。

一松「なにほかのやつの事考えてるの?今、Aの目の前にいるのは俺だろ?」

『それ彼氏のいう言葉じゃない?』

一松「じゃあ彼氏になろうか?」

『え、やめて。』

もういい。このまま寝よう

一松兄さんの背中に手を回し胸に顔を埋めてみる

一松「!?」

一松兄さんも私のこの行動に驚いたみたいだ。だがそんなの知らん。寝かせろ

『私もう1回寝るから。おやすみ』

一松「おやすみ」

一松兄さんは優しく頭を撫でてくれる

一松兄さんをシスコンだと私は言うが

私も一松兄さんに対しては甘いのだ

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設定タグ:おそ松さん , 一松   
作品ジャンル:アニメ
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サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2017年8月19日 1時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
パーカー松野(プロフ) - 一松girlには極上のご褒美(小説)ですね!(イッチーヤバシ...//シスコンサイコー!) (2017年7月10日 23時) (レス) id: b4e4267a5c (このIDを非表示/違反報告)
松野 彩松 - はぅ〜〜〜〜〜!!!!!!! ☆☆一松やっぱり愛してる☆☆ 愛してるが止まらない!!!!! 愛してるぞーーーー!!!(〃`∀´〃)/ (2017年7月7日 1時) (レス) id: 6fce5b54b6 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の翼を授けられた少女 - ヤバい最強良すぎて死…チーン (2017年7月2日 11時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 更新待ってました(((o(*゚▽゚*)o)))やばい死ぬO(:3 )〜 (2017年6月17日 20時) (レス) id: 0b1328f7fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩織 | 作成日時:2016年5月29日 7時

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