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第1章 放課後 ページ3

『さぁ、始めようか』








この言葉がいつもの彼女との合図
秘密の共同作業の始める合図である。









関わりがなかった僕らが何故一緒にいるか説明しましょう。









ある日 その日は校門をくぐる新入生でいっぱいだった。真新しいシワひとつ無い制服にツルリと光るローファー。少し緊張気味でも期待とワクワクで高鳴る胸の鼓動









キラキラしたその夢ときぼうを露わにした瞳は輝いて見える。暖かい温度の季節は春。









新学期の始まりのチャイムがなる。教室は騒がしい。高校生活最後の1年僕は大人しくしてよう。









机の上で座って足を組んで腕を組んで女子に囲まれいる四葉Aさん。









彼女は、周りからは慕われ男子女子とも仲の良い女子の鏡である。おまけに、容姿も整っており黒髪が似合う女の子。









性格も明るく元気で気遣いもでき、少し小悪魔気質があり男子はイチコロ。









僕には関係ないことだが、クラスメイトというめんどくさい立ち位置に並ぶ僕らは何かしら行事で協力し合わないといけない所にたっている。









平行線のその先は見えない未来に僕らは高校生活を送るように彼女との関係も分からない。ただし、彼女と関わると厄介なので僕からは絶対に話しかけたくない女の子No.1である。









『おいお前ら、席に座れ』









ゆっくりとはいる中年ぐらいの年の男の教師。
一気にクラスは静まる。









『出席とるぞ』









『相川』









『はい』









苗字が1番最初なので1番に呼ばれる。1番に呼ばれるのってなんか嫌だよね。何でも1番に呼ばれるから少し緊張することもある。失敗したら笑われるそんなことも度々。









担任が呼ぶ中、僕は早く終わることを心の中で願っていた。

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作者名:さくらぎ | 作成日時:2019年8月6日 12時

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