限界ヲタクの日常 (ページ6)

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【猫】付き合った後のお話ページ6

『ハーマイオニー！今日はなんの日でしょうか！』

ﾊｰ「どうしたのA、猫耳なんかつけて」

『今日はハロウィンだよ！？』

ﾊｰ「あー、確かそうだったわね」

『……え、それだけ？』

ﾊｰ「他に何を求めてるの？」

『お菓子だよお菓子！トリックオアトリート！』

ﾊｰ「あなたもう14歳でしょ？3年生になって勉強の量増えたんだから、そんな事してる暇ないのよ？」

『えー、ハーマイオニーに1番に貰いたかったのに…ショックだなぁ～』

ﾊｰ「……じゃあこれあげるわ」

ハーマイオニーは2つの小さなキャンディーのようなものをくれた

『なにこれ？キャンディー？』

ﾊｰ「チョコレートよ、甘い物を食べると集中力が上がるからいつも持ち歩いてるのよ」

『おー！ハーマイオニーらしい！』

ﾊｰ「ほら、お菓子あげたんだから課題やってもいいわよね？」

『ダメダメ～！ハーマイオニーの分も猫耳用意してるから、一緒に学校中でお菓子貰いに行こ！』

ﾊｰ「嫌よ！あなただけでも十分お菓子は貰えるわ」

『寂しいから一緒に行こうよ～』

ﾊｰ「ハリーかロンでも誘えばいいでしょ？」

『ハーマイオニーがいい！』

ﾊｰ「……もう、分かったわよ」

『よっしゃ！！！』

私はハーマイオニーを連れて、色んな人にお菓子を貰いに行くことにした

広間へ行くとたくさんの生徒がケーキやお菓子を食べながらハロウィンを楽しんでいた

ﾊﾘ「A！ハーマイオニー！」

ﾛﾝ「君たちどこ行ってたの？てか、その耳なに？」

『可愛いでしょ』

ﾊｰ「私はAに無理矢理付けられたのよ」

『そんな事より！トリックオアトリート！』

ﾊﾘ「Aのためにカップケーキ沢山取っておいたよ！あっちで食べよう！」

『本当！？ありがと～！！』

私たちは椅子に座りテーブルに並んでるカップケーキの山に手を伸ばした

『ぅ、美味すぎる！』

カップケーキの美味しさに感動していたら、後ろから誰かにローブを引っ張られた

ﾄﾞﾗ「おい」

『ドラコ、ローブ引っ張らないでよ』

ﾄﾞﾗ「この頭に付いてる耳はなんだ」

ドラコは少しムッとした顔で私の頭に付いている黒い猫耳をちょんちょん触ってきた

『可愛いでしょ、猫耳』

ﾄﾞﾗ「これで誰を誘惑する気だ」

『お菓子を色んな人に貰うための道具です』

ﾄﾞﾗ「ハロウィンだからって浮かれすぎだ、おや？グレンジャーも付けてるのか？笑」

ﾊｰ「ほっといて」