弐拾 対決2 ページ20
「一刀流 “三十六煩悩鳳” 」
前からくる爪の攻撃を飛ぶ斬撃で打ち消した
炭治郎「すごい!」
「私はそう簡単に殺せないよ(ニヤ 」
炭治郎「ミチ、今のは!?」
「私の師範が使っている技だよ。
あと、これ別に呼吸じゃないからね」
炭治郎「え、そうなの!?」
響鎧「おのれおのれ、虫けらの小娘が!」
ポンポンポン
「次から次へと部屋が動く隙を見せたら爪の攻撃が来る
でも、理解すればどうだってことない!」
私は、部屋が変わってもすぐに鬼に近づけれるように足の軸を鬼の方に必ず向けて一歩一歩と前に進んでいく
炭治郎「(ミチはすごいな。あの鬼に近づこうとするだけで爪の攻撃で切られてしまうかもしれないのにそれを恐れず立ち向かっている
俺は、珠代さんに怪我を見てもらっているけどまだ完治していない
俺は、その怪我が痛くて痛くてたまらないんだよ!
俺はほんとはずっと我慢してきた
善逸に女の子を引き剥がした時もミチを引き剥がした時も
声を張った時もすごい痛いのを我慢してきた!
俺は、長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった
踏ん張ったりすると折れてるところが軋んで力が入らないんだ)」
「炭治郎?怪我したところが痛むの?」
折れてるところが軋んで痛いんだろうな
炭治郎「ハッ!?な、なんでもない!」
「…(これ渡すか。)炭治郎!」
シュ
パシッ
炭治郎「これは?」
「いいから首に掛けて!」
炭治郎「え、うん!(あれ、急に体が楽になって)」
「あと、自分が負けることを考えないの!」
炭治郎「!?」
「爪の攻撃が怖いというならその攻撃を当たらないように走れ!
走れ!背中に追いすがる死神よりも早く!」
炭治郎「!!ああ!(あれ、もう痛くない?)」
___鱗滝「水はどんな形にでもなれる
マスに入れば四角、瓶に入れば丸く、時には岩をも砕いてどこまでも流れていく」
炭治郎「(そうだ。水の呼吸には十種類の型がある。どんな敵にも戦えるんだ!
水は、決して止まらない!
今の俺は骨だけではなく心も折れている
善逸(ええー、折れてる炭治郎じゃダメだよー!)はい!今静かにしてください!!」
「え、なに?」
炭治郎「いや、今のはミチに言ったわけじゃなくて…その、くるぞ!」
「ほいっ!」
炭治郎(真っ直ぐに前を向け、おのれを鼓舞しろ!頑張れ炭治郎!頑張れ!)
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sasa(プロフ) - こんばんは!初めて拝見しました!面白いです!肆拾伍の炭治郎が首のない鬼に対して、てさぎりをしようと提案していますが、正しくは袈裟斬りです(けさぎり)。細かくて申し訳ないのですが、直していただきたいですm(__)mこれからも応援しているので、頑張ってください! (2019年8月16日 1時) (レス) id: 51b1b26268 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月16日 15時) (レス) id: 24467df71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未知 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/verifymail?
作成日時:2019年7月16日 14時