第1話【幼少期〜】 ページ5
ゴポッ・・ゴポポ
『暖かい……ここはどこ?私は死んだはず…』
ゴポッ
『この感じ前にも…………まさか……ッ!!?』
この時、目覚めてから1分かそこらで私は激痛に暫く堪えねばならなかったのです。
『ゴポボボボボボボッ!!!』
(訳.イタダダダダダダッ!!!)
その後、痛みに耐え抜いた私は無事に外へと出ることができました。
「おめでとうございます!!赤ちゃん無事生まれましたよ!」
「おお!!生まれた…ッ!よくやった!美夜!!…お疲れ。」
「!……ハァハァ……あなた。」
……幸せムード全開の皆さん、喜んでもらえて良かったです。
頑張ったかいがありました。
そして、息を乱し疲れきっている美しい女性。お疲れ様です!
……いや本当にお疲れ様です!!凄いです!!
そして私も一言よろしいでしょうか?
では、記念すべき第一声!!いきます!!
『オギャアアアアアアアア!!!』
(訳,死ぬかと思ったぁー!!!)
こうして私は生まれました。
……また前世の記憶と共に。
【5年後】
「A〜、どこにいるの〜?」
広い屋敷に女性の声が響いております。
こんにちは。主人公のAです。
そして、彼女の探し人でもあります。キリッ
『お母さん!私はここです!』
「!!またそんなところに登って…降りてきなさい!」
私は今、庭にある大きな桜の木の上にいます。
日当たり良好・見晴らし最高の文句なし!!
私のベストプレイスにございます!!!
「A!!」
…おっと、胸はって言っている場合ではないですね。
(↓降りる時の音)
スルスルスル……フッフッフッ。
もう慣れているので降りるのは簡単です。
虫のようだと思わないでくださいね?
私だって忍者のように格好良く降りたいですよ?
ですが、肉体はまだ5歳児ですから。
…ピッチピッチの5歳児ですから!!
『お母さん、どうしたの?』
おやつもお昼も食べたし、お昼寝もしたし…(※5歳児ですから!キリッ)
「ねぇA、【並盛公園】って覚えてる?」
【並盛公園】…私はこの場所で『彼』に出会うことになるのです。
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作者名:SORA | 作成日時:2015年3月3日 22時