嫉妬4 ページ5
ー夢乃side
虚さんはなんでも言うことを聞いてくれる。
あの女が邪魔だと思っていたが、あの女から虚さんを奪うのにあまり時間はかからなそうだ。
「虚さん!愛してるって言ってくれませんか?」
想像通り、虚は眉をひそめた。
「夢乃さん、それは何か重要なことをするために必要なのですか?」
「はい!重要なことをするために元気づけて欲しいんです!」
最近は感情を隠さなくなってきて、嫌がっているのが目に見えてきたがそんなのどうでもいい。今嫌われたって後々私しか拠り所が無くしてしまえばいいんだから。
「愛してますよ」
「名前もお願いします!」
「はぁ……愛してますよ夢乃」
ありがとうと言って勢いよく部屋を出た。
向かうのはあの女、Aとか言うやつの元。
「Aさーん!」
あくまでも最初は可愛こぶって。
「お願いがあるんです!!」
Aは何だと立ち止まった。
「虚さんと別れてください!」
は?と訳が分からないというような顔をしているAにさっき録音した音声を聞かせる。
「これで分かりましたよね!あ、あとこの事は虚さんに言わないでくださいね!」
固まってしまい声も発せないAを見て微笑み、その場をあとにした。
これで虚さんは私のものだ。
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れい(プロフ) - ごえもんどらえもんさん» ありがとうございます!!これからも更新するので楽しみにしていてください笑笑 (2019年3月20日 23時) (レス) id: ab40bf5b47 (このIDを非表示/違反報告)
ごえもんどらえもん - 松陽先生と虚に取り合われるとか最高すぎますしにます…!笑 松陽先生かわいい!! (2019年3月14日 19時) (レス) id: 6deee5d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 坂竹会長さん» ありがとうございます!これからもゆっくりですが更新していくのでよろしくお願いします! (2019年1月4日 8時) (レス) id: ab40bf5b47 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - リクエストのおこたえありがとうございますッッ!!とても続きが気になります。更新頑張ってください!∀! 失礼しました_ーд#_ (2018年12月27日 20時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - 無事修理が終了しました…!!これでこの作品の更新についていけるのではないのかなぁと思います!今後とも更新のほうを頑張ってください…!! 失礼しました_;;ーд#_ (2018年11月27日 19時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れい | 作成日時:2018年7月18日 17時