∵†第四十三話†∴ ページ47
紅覇side☆
「ーーーーいいな、出撃は明日の明朝だ!」
炎兄の鋭い声が会議室に響きわたる。
炎兄によって緊急召集された皇子皇女。
理由は勿論、Aを救い出す為だ。
間者や情報収集部隊によって、向こう側の本拠地、軍勢などを調べることに成功した僕らは、作戦、陣形などを決めていた。
総督:練紅炎
軍師:練紅明
中翼将軍:練白瑛 従者:李青舜
右翼将軍:練紅玉 従者:夏黄文
左翼将軍:練白龍
そして、今回ばかりの特別部隊。
隠者救出特別部隊将軍:練紅覇
向こうの軍勢は約五千。対してこちらの軍勢は一万二千。
本部守備軍勢、二千、中翼軍勢、四千、右翼、左翼の軍勢、共に三千。
隠者救出特別部隊の構成は、僕、純々、麗々、仁々。
でも、僕にとって作戦なんてたった一つ。
皆が敵と対峙している間に、本拠地へ侵入し、Aを救い出すのみ。
「不明な点がなければこれで解散にする。……………、ないな?解散!」
炎兄がそう言うと、僕と炎兄を除いた全ての人が出ていった。
「……………紅覇」
「…………何、炎兄」
普段ならばしない真面目な、真剣な顔で炎兄に返事をする。
「…………お前、あいつを連れ戻したら、あいつと結婚しろ」
………………………は?
「いや、炎兄何言ってんの?頭おかしくなった?」
ホント何言ってるの、炎兄。
「あいつなら断らないだろ。無理だったら持ち前の強引さで無理矢理承認に持っていけ。まぁ、平気だろうが。後、会って間もないとか気にしてる場合でもないぞ?Aを狙ってる奴、かなり多いからな」
そこまで言うと、炎兄はすたすたと会議室を出て行ってしまった。
「…………言いたい事だけ言って放置とか…………」
ていうか、何シリアスな雰囲気壊してんのさ。
「ま………、どのみち言うつもりだったのかもしれないけど」
僕はそう言うと、席を立った。
待っててね、A…………。
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リナリア@詩奈柄碯荏(プロフ) - ちーさん» あ、そーそー、ここ1個目のコメント欄だから、3個目にいったほうがいいよww (2014年1月13日 11時) (レス) id: 853f5ae5b2 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 椿いないね~! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
ちー - あと、ちーさんじゃなく、ちーと呼んでください!!敬語も、無しです!!誰と、関わらず…お願いします!!頼みます!!すみません!! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
ちー - おはようございます!! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
リナリア@詩奈柄碯荏(プロフ) - ちーさん» おやすみなさい〜、良い夢が見れますよーに♪ (2014年1月12日 22時) (レス) id: 853f5ae5b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白灯 x他1人 | 作成日時:2013年12月14日 1時