∵†第三十三話†∴ ページ36
「やあっ!」
「ふっ!」
現在、紅覇と二人で剣術の修行中。
あ、勿論今度は本物じゃなくて木刀ね、うん。
「はあぁっ!!」
「まだまだぁっ!」
……それを陰から見る者が一人。
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ジュダルside☆
「やあっ!」
「ふっ!」
視線を向けている方向から聞こえてくる、掛け声。
アイツ……、最近この国に来たばっかの奴と、紅覇が手合わせをしてるからだ。
「クソッ………」
アイツ、Aとかいう奴が紅覇の事を気にかけているのは分かっていた、勿論、紅覇もだ。
だけど、俺だって……!
「何で……紅覇なんだよ………」
…………一目惚れ、というやつだった。
珍しく紅炎が強制召集なんて真顔で言うから行ってやったんだ。しかも暇だったしな。
そこで、会った。
透き通った青い瞳に、その長く綺麗な銀髪がとてもマッチしていて。
その日は月明かりもあったからよ。
「……月の巫女みてえだな、って……思ったんだ」
なのに……
……自分で言うが、俺は『ツンデレ』というやつらしく、声をかける事が出来なかった。それどころか、素っ気無くしちまったんだ。
自分を拾ってくれた恩人でもあり、一番仲が良い紅覇なんかに、勝てるはずがねえ。
「だけど……、だけど……ッ!」
くそ、くそ。
今、出来る事なら。
……あの時に、時を巻き戻したい。
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リナリア@詩奈柄碯荏(プロフ) - ちーさん» あ、そーそー、ここ1個目のコメント欄だから、3個目にいったほうがいいよww (2014年1月13日 11時) (レス) id: 853f5ae5b2 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 椿いないね~! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
ちー - あと、ちーさんじゃなく、ちーと呼んでください!!敬語も、無しです!!誰と、関わらず…お願いします!!頼みます!!すみません!! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
ちー - おはようございます!! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
リナリア@詩奈柄碯荏(プロフ) - ちーさん» おやすみなさい〜、良い夢が見れますよーに♪ (2014年1月12日 22時) (レス) id: 853f5ae5b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白灯 x他1人 | 作成日時:2013年12月14日 1時