∵†第十六話†∴ ページ18
――――――――全身魔装の決闘開始から三十分。
紅炎side☆
「……ねぇ、お兄様。もう、軽く三十分は戦ってるんじゃないかしら……?」
「ああ」
ここまで長く戦うとは……、魔力量は俺より上かもしれんな。
「凄い方ですね、A殿は。………俺もあのようにならなくては……」
「………そろそろ止めに入るか」
紅覇side☆
「はぁっ……、はぁっ」
もう、三十分は経っただろう。
以前続く攻防。
僕、そろそろ魔力限界なんだけど…・・・!
そうこうしてる間にも、Aのレイピアが迫ってくる。
それを鎌で受け止めた時だった。
「止め!」
「「!」」
炎兄の、制止の言葉が入った。
「そこまでだ、紅覇、A」
「ちょ、炎兄!何でよ!?僕まだやれる!」
う……、嘘じゃないもん、多分。
「私もまだやれますよ!?」
それはどうやら、Aも同じのようだ。
「そろそろ三十分経つ、魔力の残量とかそういう問題でもないんだよ。二人は互角だ」
……・・・まぁ、Aが強いのは認める。実際強いし。
「その代わり」
え……、炎兄が条件出した……?
「A、次はその状態のまま、俺と戦ってもらおうか」
…………は?
「ちょ、炎兄!?Aは僕と戦ったばっかりなんだよ!?」
「そんな事は分かっている」
「なら……「大丈夫だよ、紅覇「A……」
「私、魔力量だけなら自信あるし……、ね?心配しないで?」
…・・・まったく、どっちが年上なんだよ…・・・、これじゃわからないじゃないか。
「……無理はしちゃ駄目だからね」
「うん」
………あれ?
僕、何でこんな事思ってるんだろう?
確かに、Aの事を守るって言ったけど。
何か、違う気がする。
………まぁ、いっか。
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リナリア@詩奈柄碯荏(プロフ) - ちーさん» あ、そーそー、ここ1個目のコメント欄だから、3個目にいったほうがいいよww (2014年1月13日 11時) (レス) id: 853f5ae5b2 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 椿いないね~! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
ちー - あと、ちーさんじゃなく、ちーと呼んでください!!敬語も、無しです!!誰と、関わらず…お願いします!!頼みます!!すみません!! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
ちー - おはようございます!! (2014年1月13日 11時) (レス) id: ef35006f9e (このIDを非表示/違反報告)
リナリア@詩奈柄碯荏(プロフ) - ちーさん» おやすみなさい〜、良い夢が見れますよーに♪ (2014年1月12日 22時) (レス) id: 853f5ae5b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白灯 x他1人 | 作成日時:2013年12月14日 1時