その胸の中は私だけに―――― 【練紅覇】*first*

∵†第十二話†∴ ページ14

………あれから三日後。






私はめでたく、煌帝国の食客となることが出来た。




最初に行われたのは、自己紹介会……みたいな。





煌帝国の皇子や、皇女、その従者や眷属の人などを教えてもらった。





しかも、皇子、皇女は全員金属器使いらしく。





第一皇子、というか煌帝国現皇帝、練紅炎。所持ジン、アシュタロス・アガレス・フェニクス。






第二皇子、練紅明。所持ジン、ダンダリオン。





第三皇子、練紅覇。所持ジン、レラージュ。





第四皇子、練白龍。所持ジン、ザガン。





第一皇女、練白瑛。所持ジン、パイモン。





第八皇女、練紅玉。所持ジン、ヴィネア。






ちなみに、紅玉ちゃんとは仲良くなる事が出来た。私にしてはとてつもなく珍しいけど。






……他の人は……、………うん。







あぁ、でも、白瑛さんはお姉さんみたいで好きかもしれない。









そんな事をぼんやりと考えていた、昼過ぎでした。









あ、一人忘れてた。金属器使いじゃないけど。









煌帝国の神官、ジュダル。









マギらしいね、彼。









興味ないけど…………。

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