despair5 ページ5
「Aちゃんっ!・・・どうしたの?浮かない顔して。」
「さつきちゃん!ううん、平気だよー」
あれ、今って・・・
「ごめん、今何時間目?」
「え!?もう部活だけど・・・」
うそ!?
すごい、ボーっとしてたんだ・・・
「Aータオルちょうだーい。」
「あ、うん!はいっ」
「え??・・・スポドリ?」
「あ、ごめんむっくん!はい!!」
なにやってんの、私・・・!!
「A、大丈夫っスか?」
「涼ちゃん・・・?」
そうだ、今日からこっちに来たんだった。
「いつもどうりに頑張ればいいんスよ?」
「・・・うん、ありがとうっ」
でも、こんなこといえないよね?
『涼ちゃんに何かあったの?』なんて・・・
「・・・涼ちゃん・・・・・・・」
どうしちゃったんだろう。変だよ??
なんで?何があったの?寂しいの・・・?
「涼ちゃん!!」
「そんな大声で言わなくてもわかるっスよ?」
「あのね・・・ちょっといい?」
うじうじしてちゃ、ダメだ。
涼ちゃんを体育館裏に呼んだ。
「なんスか?」
「あのね・・・」
すると、涼ちゃんの目が変わった。
「また告白!?何度も何度も・・・告白する女は俺の顔しか見てないの!?もう限界!!」
え・・・?
「涼ちゃん・・・?」
「Aもそうなの?」
「ううん、違う!大丈夫だから・・・」
ちゃんと、聞かなきゃ。
「私がいなくなってから・・・何があったの?」
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作者名:そみぃ | 作成日時:2015年4月20日 16時