despair2 ページ2
「俺、Aとクラス一緒かなぁー」
「だといいねぇ・・・」
「ねぇねぇ大ちゃん、部活決めた？」
「いまさら決まりきったこと聞いてんじゃねーよ」
「これは電話帳なのだよ」
「あ、いや・・・ちょっと・・・」
「あぁ、明日から送迎もいらない。」
なんか・・・みんな背が高いなぁ。
「うわ、君でか！」
「ぜひバレー部へ！」
あれ、むっくんは！？
「・・・勧誘されてるし。」
「えーめんどくさーい」
むっくん背が高いからねー
「ってかバスケ部入るし。」
バスケ嫌いって言うくせに結局入るのね。
「よし、じゃあ私マネやるよ！」
すごく、楽しみ！
「続いて、1軍を発表する。」
良かった、むっくん1軍だ。
「マネージャーを発表する。」
マネもね、試験がありました←
でも孤児院ってなんでも自分でやってたから・・・自信はある。
「1軍マネージャーは・・・」
「南雲A。そして桃井さつきだ。」
やった！あれ、桃井って・・・
「Aちゃん？よろしくね！」
うわ、可愛い！！天使だ・・・てか胸・・・！
「さつきちゃんは峰ちんの彼女なの？」
「・・・峰ちん？」
「むっくんが言ってたんだー」
なんか変かな？
「付き合ってないよ、幼なじみ！」
幼なじみ・・・・・
「むっくんは、幼なじみなのかな？」
「え、幼なじみなんでしょ？」
そっか・・・幼なじみなんだ。
「Aー」
「むっくん！どうしたの？」
「傍にいなかったから？」
「いつまでも甘えるなよ！！」
「ごめんごめん〜」
そして1週間後…
彼は入ってきた。
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作者名：そみぃ | 作成日時：2015年4月20日 16時
