メカクシ団のお隣さん【カゲプロ】

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とりあえずすべてを冷蔵庫にぶち込んだ。

入りきるスペースはあるのに…胃のスペースがなくてごめんよぉ

スマホで段ボールが売っているお店を調べて…

あぁ良かった、近くにあるではないか

財布とスマホとお守りをカバンにいれる

実家から持ってきた麦わら帽子を取って、ドアノブに手をかける

誰もいない部屋に向かって

「行ってきます」

だなんて

少し寂しくなった

さて、ただいま午後2時です。お外はクソ暑いです

麦わら帽子があって助かったね、これが無ければニュースに私が出てしまうよ

え？意味が分からないって？死ぬってことだよ

私の持っているスマホによりゃあ、段ボールが帰る場所はこの辺にあるぞ。

スマホの画面を見て、おもむろに立ち止まる

いや、待てよ…？家にあるよな、普通

だって引っ越ししたんだもんな。大量にあるわな

はぁ〜、まったくの無駄足ではないか

まぁ、どうせなら都会ってもんを満喫しましょうかね

にしても、この如月モモ…だっけ。不憫だねぇ

スカウトだろうがなんだろうが、その道を決めたのは自分だし、何も問題はないでしょうね

それでも、どこを歩いても自分の噂と歌声ばっか。アイドルってそんなもんかね

まぁでも、顔は可愛いし普通にいい子ちゃんだから、別に気にする必要はないか

コンビニが途中の道にあることに気付き、少し寄ることにした

なんと…アイスの種類はこんなにあったのか

適当にチョコレートのアイスを取り、レジに向かう

列が出来ている…まぁそうか、コンビニ涼しいもんなぁ

にしても、前のお兄さん…こんな時期に赤のジャージなんて…

暑くないの？そうなの？

なんかイヤホンつけてるし…

都会って恐ろしいね！！！

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