【名探偵コナン】マイペース少女と二人の警察官

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YOUside






…二人とも、帰る家がないのか……。





……う〜〜〜〜〜〜ん…………あ…そうだ…。



うちに居候すれば良いんじゃない…?

料理出来るなら他の家事も出来るだろうし、家政婦さん的な…。
家事やってくれたら私にとっても嬉しいし。



『…という訳で、うちに居候しない…？』

降谷「どういう訳なのか全く分からないから説明してくれ…」



理由を聞かれたので、先程居候の考えに至った経緯を説明した。



『…家事と私の身の回りの世話さえしてくれれば衣食住の全てを保証するよ…』


赤井「それはありがたいが…急に二人も増えると金銭的な負担が大きいんじゃないか？」


『…………三人分の生活費くらいある…』




それから少し話し合い、結局居候することに決まった。


降谷「ところで親御さんはいないのか？家に置いてもらうなら挨拶が必要だと思うんだが…」






………ああ、そっか…。
あの部屋は入らないで欲しいって今朝言っておいたんだっけ…。


二人を連れてうちにある唯一の和室に入る。
部屋には机と座布団、仏壇があり、私とよく似た男女の写真が置いてある。



『…お父さんとお母さんは私が小五の時に死んじゃったから、挨拶はここにお願い…』


そう言いながら仏壇を示す。


二人を見ると、驚きと悲しみが混ざった表情をしていた。


降谷「……すまない」


『……言ってなかったんだし大丈夫…
…もうすぐ三年も経つしね…』


赤井「…小学生の頃から一人暮らしをしていたのか？」


『…うん…
…親戚もいないし、施設に引き取られるの嫌だったからね…』


この家にいたくて、周りには親いないこと隠してたんだよね…と言うと、二人に頭を撫でられる。

だから黙っていて欲しいと頼むと、二つ返事で快諾してくれた。



正直反対されるかと思ったから驚いた。
警察だしその辺厳しいのかと…。

…雰囲気ぶち壊しで悪いけど、顔だけでなく性格も良いとか完璧かよ…。←







二人が両親に手を合わせている間リビングに戻り、お茶を飲みほしてカップを洗う。

女子力がなくてもこれくらいは出来るのだ…。


…………これ以外は……まぁ…うん…。←




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