もったいない系女子。 (ページ7)

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カフェに居て、少しだけ話をしたあと花宮くんの連絡先を貰った。

まぁ、lineだけどね。

お会計も花宮くんがしてくれて…

私は一帯何をしているんだろう。

「あっ…と、あの、ごめんなさい、払うつもりだったのに…」

「あぁ、別に気にしないで？女の子に払わせるなんて事はしないから」

そういいながら髪の毛を耳にかける花宮くん。

イケてます。

「次！次は私が払います！」

…なに言ってるの！？次とか会う約束してないじゃん！

恥ずかしい！！

「あの、えっと、違います…」

花宮くんの顔を見ると、ポカーンとしている。

やっちゃったぁ…

「ふふっ、じゃぁ、次もよろしくね？Aちゃん。あと敬語禁止だから。」

そういって花宮くんはでこぴんをした。

以外に痛いです。

これは何か部活やってそう…

「はぅ…強い…」

「あぁ、ごめんね？」

今度はでこぴんした所を撫でてくれる。

仕草も、イケメンとかぁぁあ。

どれだけ私を惑わせれば気がすむんですか。

「大丈夫っ。」

「そっか、じゃぁまたこうやって話したりできるといいね、」

「うん、そだね。」

まだ、離れたくない、なんて思ったりして。

でも迷惑そうだから言わないよ。

「それじゃぁね、ばいばい」

「うんっ。ばいばい。」

そう言ってお互いに手を降る。

花宮くんはもう歩き始めて何処かへ向かって行っちゃったけど、

私はまだ一歩も動いてないんだ。

だって

１秒でも長く見つめていたいんだ。

重いって思われるかもしれないけど

軽いよりはいいかなって思う。

あぁ。もう見えなくなっちゃった。

明日も、会えますか？

明日は、話せますか？

明日の、朝はいつもと違いますか？

違ってたら嬉しいです。

でもあんまり求めないよ。

求めすぎてもダメだと思う。

少し遠くで見ている方が気楽で良いのかもしれないね。

でも、期待する位は許してください。