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「え!?えっと、はい!多分落としました!」
突然の事でよくわからない。
今まで見ているだけだった人と話している。
すごく嬉しい。
「あっ、良かった。では、これで。」
そう言ってすぐに立ち去る君。
私はその姿をぼーっと見ていた。
「あっ…ちょ、A!?お礼とかしなきゃ!?もう一生チャンス来ないかもよ!!?」
「えっ!?あぁ、そっか!うん!してくる!里穂行こう?」
私が里穂を誘うと里穂はわざとらしい笑みを浮かべる。
「ごっめーん!今日このあと予定詰まっててー?んじゃ、バイバーイ!」
そう言って立ち去る里穂。
「あっ、れ…行っちゃった…。」
私にチャンスを与えてくれたって事はよくわかる。
だけど、ちょっとだけハードル高くない?
でも、このチャンスを生かさなければ二度と話せないかもしれない。
そう思って、王子様を探す。
駅を出てすぐの交差点で信号待ちをしていた。
グッジョブ信号。
やっぱ、好きな人って何処に居ても分かってしまうものなの?
学校も違う
性別も違う
家の場所も近くない
見ている先も別のもの。
でも、ただ一つの共通点、
乗る電車の時刻が一緒。
ただそれだけ、それだけの事だけど。
"神様"という者
"運命"という物を
少しだけ信じてみます。
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そると_(プロフ) - エリーさん» ひゃっほぉー!!もらっとくねー! (2014年9月7日 11時) (レス) id: f1cd078256 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - そると_さん» いいよ〜私も話したいです!! (2014年9月6日 20時) (レス) id: c5143fca01 (このIDを非表示/違反報告)
そると_(プロフ) - エリーさん» 碧とLINEやってる?アカウント貰ってもいい?色々話したいぜ!ww (2014年9月6日 15時) (レス) id: f1cd078256 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - そるとさん» りょーかいです! (2014年9月2日 13時) (レス) id: ec63239e66 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - へへへ、そーです!wwwネットなら敬語とか使わないでイイヨン(((o(´▽`)o))) (2014年8月28日 20時) (レス) id: b4ca0201c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そると_ | 作成日時:2014年7月13日 5時