ただその人間を愛したニンゲンの話【undertaleAU】【自アバター】 (ページ5)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:744 hit

3.英才教育ページ5

*

『うーん......うーん？』

先程からずっと唸っているデモ。何をしているかと言うと。

ｼｭﾘﾃﾝ「そんなに自分の名前書くの難しいかい？」

自分の名前を記入することに苦戦している。

今まで日本語を書き続けていたらそりゃあ難しいだろう。

ってちょっと待て!?

なんでまだ平仮名くらいしか書けない子供に英語を書かせようとする?

『えっ...と...つぎなんだっけ...。』

ｼｭﾘﾃﾝ「うーん...。」

何かを考えたシュリテン。まっさらな紙に何かを書き始めた。

ｼｭﾘﾃﾝ「はい、これ見本ネ。」

そう言いながら彼は顔の紙に書いてある♪を(^∇^)と言う絵文字に変えた。

デモ=スマイラー←めっちゃオシャレ&英語で書いてあります

『なんてかいてあるの..？』

ｼｭﾘﾃﾝ「キミの名前、デモ=スマイラーダヨ。まあ将来はこんな風に書けるといいネ、

ということだから、まだこんな風に書けなくてもいいヨ。」

そういって(^∇^)から♪に戻した。

ｼｭﾘﾃﾝ「今のうちは、アルファベット表を見ながらちゃんと書けるようにしようか。」

英才教育...？

『...うん！』

デモ=スマイラー

鉛筆で書いたからだろう。少し太字な名前が書けた。

『書けたー！』

デモは結構満足なようだ。

ｼｭﾘﾃﾝ「お、やったじゃん。後でチョコチップクッキーつくってあげるヨ。」

なんでもご褒美、これこそ学習を続けられるシュリテンの策略だった。

*