鷹の目 ページ31
ある日出掛けた(家出してきた)無人島で偶然出会ったのは、世界一と名高い剣豪、鷹の目 ミホークだった。
「…本物？」
ミ「当然だろう。貴様は…白ひげ海賊団の紅花か」
まさか鷹の目が私を知っているとは、感動的だ。
「よく私の事を…」
ミ「白ひげ海賊団唯一の女戦闘員。嫌でも有名になる」
別に有名になって懸賞金の額が上がるのはなんら問題ない。
逆に大歓迎だ。
「まさかこんな所で世界一の剣豪に会えるとは思わなかったわ」
ミ「貴様は…剣士ではないのか」
「お兄ちゃんは剣士だけど」
兄が白ひげ海賊団12番隊隊長のハルタだと言えば、驚かれた。
「別に剣術がなくても私には六式があるからいいし」
そう漏らすと、ミホークが刀を抜いて振り下ろしてきたから咄嗟に避ける。
ミ「そのような甘い考えでは、いつか痛い目を見るぞ」
躊躇いなく振り下ろした。
なんて奴…。
「…覚えておくわ」
そう言うしかなかった。
ミ「…貴様は…赤髪の何だ？」
「は？何でそこでシャンクスが出てくるの？」
脈絡のなさに疑問符だらけだ。
ミ「以前奴から聞いた。どうやら好かれているらしいな」
「迷惑でしかないわ。シャンクスの事は海賊として尊敬しているけど、異性としてどうかって訊かれたらお断り」
浜辺に腰を下ろして、立っているミホークに目を向ける事なく話を続ける。
「あなたはシャンクスのライバル…だったんでしょ？何？シャンクスってそんなに強いの？」
ミ「知らないとは、それで本当に海賊か？白ひげと同じ四皇だぞ？」
「四皇ってのは知ってるわよ。でもどうも…ねえ。普段の様子からは全然想像できないから…」
そう答えれば、鼻で笑われた。
「何がおかしいのよ？」
ミ「無知だな」
「うるさいわよ。ちなみに私でもあなたが王下七武海という事くらい分かるわ」
ミ「そうか」
興味なさそうね。
「そうだ、ミホーク」
ミ「馴れ馴れしいな」
「…鷹の目」
ミ「何だ？」
ミホークはダメで鷹の目はいいのか…。
「もし…今の強さに限界を感じて…剣術を習う事になって…剣術を覚えたら…その時は…相手をしてくれるかしら？」
ミ「貴様が強ければ相手をしよう。だが、弱ければしない。それだけだ」
「分かったわ」
「じゃあゾロ君は鷹の目の所にいたの？」
ゾ「まあな」
「懐かしいなぁ。元気してた？」
ゾ「鷹の目とも知り合いなのか？てめえの交友関係はどうなってんだ？」
「秘密」
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シュケル - アンさん» どんな薬にもられたか気になりますな！！！そのリクは！！！ (2017年11月25日 4時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
アン - またリクいいですか?夢主が敵船で薬をもられてしまった話なんてどうでしょうか? (2017年11月24日 18時) (レス) id: b92627aaf7 (このIDを非表示/違反報告)
アン - また最初から見てしまいました！やっぱり素敵なお話ですね！ (2017年11月24日 18時) (レス) id: b92627aaf7 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 隊長達は注射は苦手ですかね？？ (2017年11月24日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - インフルエンザの季節ですから注射リクを提案を思い至りました！！！ (2017年11月24日 7時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2016年12月25日 9時
