俊足ドリブラー ページ5
翔「ねぇ、君っ!」
声をかけると女の子が足を止め、こちらを見た。
眉間にシワを寄せて、ちょっと怒ったような…そんな表情に翔は少しだけドキドキする…
(どうしよう…怒られちゃうかな…)
そんな思いはつかの間、口が勝手に動いてしまった。
翔「ドリブル、すんごく速いね!!切り返しも速かったし…サッカー、やってるの?どこかのチームに入ってるの?」
エリカ「あんたなぁ、人に聞くんやったら、まず自分名乗ってからやろ。」
女の子が呆れたように言った。女の子の口調は関西弁だった。生まれも育ちも関東の翔からしたらTVでしか聞いたことのないしゃべり方だった。
翔「あ、ごめん…僕、太田翔って言うんだ!君は?」
エリカ「うち、高遠エリカ。」
女の子−−−エリカだ。エリカが言った。
翔「高遠さん?何年生?」
エリカ「今度6年。」
翔「へぇ、僕と同じなんだ!」
そして翔はさっきからきになっていた胸の文字をまじまじと見つめる。
エリカ「どスケベ!」
するといきなり胸をかくしてエリカが叫んだ。
翔は焦って誤解を解こうとする。
翔「ち、ち、ちがうよーー!!」
翔は慌てていた
確かに女の子の胸に顔を近づけ過ぎたのは…問題だった…。
翔「チーム名が知りたかったんだ。だんで……りおん?」
女の子の胸にかかれた文字を翔は読み上げる。
『DANDELION』
と書いてある。するとエリカが大声で言い返した。
エリカ「ダンデライオン!」
翔「ライオン…強そうな名前だねぇ」
エリカ「ちゃう!ダンデライオンはタンポポっちゅーいみや!」
エリカが笑いながら言った。
エリカ「うちがいた難波ダンデライオンは大阪では有名なんねんで!」
翔「ふーん。それよりさ!!サッカーの練習、一緒にやらせてよ!」
翔はずっといいたかったことを口にする。
同時刻…河川敷では…
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ここまで読んでくださってありがとうございます!
次、やっと主人公出てきます!
又、青砥くんとタギーとの出会いも!
お楽しみください!
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桃咲琳花(プロフ) - 遥華さん» ありがとうございます!続編やっと書けました!よかったら見てください! (2016年10月27日 0時) (レス) id: de7146ab72 (このIDを非表示/違反報告)
桃咲琳花(プロフ) - 空さん» お久しぶりです!続編作ったので暇潰しに見てくださいね(*´ー`*) (2016年10月26日 23時) (レス) id: de7146ab72 (このIDを非表示/違反報告)
空 - おもしろかったです。更新がんばってください (2016年2月21日 21時) (レス) id: 5f8edfa4a7 (このIDを非表示/違反報告)
廃人ニート - テスト乙です!更新頑張ってください。 (2016年2月11日 19時) (レス) id: 1f62153604 (このIDを非表示/違反報告)
遥華 - 桃咲琳花さん» いえいえいえ!あまり無理なさらずに、琳花さんのペースで更新してください(^ ^) (2016年2月1日 18時) (レス) id: 2cf482abe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳花@サッカー! | 作成日時:2016年1月19日 23時