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伝えた花島の言葉に竜持は少し考え込む。
翔「ねぇ、せっかくだからヨーイ、ダイサン、ビルドを試してみない？」
翔は竜持に提案してみる。
いくらキャプテンだとしても、試合の主導権を握っているのは三つ子である。
そのなかでも一番冷静に分析できるのは竜持なのだった。
竜「いや、それはやめておきましょう、スタンドをみてください」
翔「ん？」
竜持に言われてスタンドを見る。するとそこには須黒と椿森SCのメンバーの姿があった。
竜「この試合に勝てば椿森と対戦する可能性が高いです。手の内を見せる必要はないでしょう。」
翔「わかったよ…それからさっきの事なんだけど…」
竜「心配いりませんよ。僕たちも君たちと同じ、勝つことが目的ですからちゃんとプレーしますよ。僕たちなりにね。」
竜持がチラッと虎太も凰壮を見る。それならい言えれど、なんだか不安だった。翔は走って自分のポジション…ゴール前につくとピッチを見渡す。
(なんだかすごくピッチが広い…)
相手のゴールなんて遥か彼方に感じて、本当にあそこまでボールを運んでいけるのか翔は心配になってくる。
翔「う……………………」
身体中から汗が吹き出して、どきどきしてくる。自分が試合でできることなんか本当にあるのだろうか？
三つ子は別としても、皆が緊張しているのがわかる。
花島「頼んだぞ！キャプテン！」
その時、花島の声が聞こえた。急に自分の心臓の音が小さくなった気がする。
サッカーが下手くそでも、始めての試合だとしても、じぶんがキャプテンであることにかわりはない。
翔(とにかくできることをやらないと始まらない！)
翔「みんなーー！しまってーいこー！」
エリカ「声、でかすぎるっちゅーねーーん！」
できる限りの大声で翔が叫ぶとエリカがかたみみを塞ぎながら叫び返す。
チームができるまで色々なことがあったし、これからもある。きっと…。
と、翔は思う。でもまずはこれが、自分たち桃山プレデターの始めての試合…。
気合いをいれて望んだ初戦だったが、試合は思うように進まなかった。
三つ子が勝手に動き始めたのだ。
A「コーチ、この状態を皆はどうするんでしょうね？」
花島「さぁ？でもこのくらい、自分たちで解決できないとこれいじょうさきにすすまないぞ。」
A「そうですね…。楽しみですね？」
花島「俺はヒヤヒヤするけどな？」
ベンチではそんな会話が繰り広げられていた。
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桃咲琳花(プロフ) - 遥華さん» ありがとうございます！続編やっと書けました！よかったら見てください！ (2016年10月27日 0時) (
レス) id: de7146ab72 (このIDを非表示/違反報告)
桃咲琳花(プロフ) - 空さん» お久しぶりです！続編作ったので暇潰しに見てくださいね(*´ー｀*) (2016年10月26日 23時) (レス) id: de7146ab72 (このIDを非表示/違反報告)
空 - おもしろかったです。更新がんばってください (2016年2月21日 21時) (レス) id: 5f8edfa4a7 (このIDを非表示/違反報告)
廃人ニート - テスト乙です！更新頑張ってください。 (2016年2月11日 19時) (レス) id: 1f62153604 (このIDを非表示/違反報告)
遥華 - 桃咲琳花さん» いえいえいえ！あまり無理なさらずに、琳花さんのペースで更新してください(^ ^) (2016年2月1日 18時) (レス) id: 2cf482abe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳花＠サッカー！ | 作成日時：2016年1月19日 23時
