【3*黒バス】泣くな、笑え笑え。【虹村修造】

。響け ページ28

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「･･･ばかばーか、修造、泣くな、」



“笑え”。




修造が笑っていないと、こっちまで悲しくなるじゃんか。
不安に支配されちゃうよ。
修造の笑った顔は、ヒーローのような存在なんだよ、だから。





「笑ってて。元気にしてて。体調には気をつけて。」





最後くらい、変に素直になってやる。



優しさ込めて、今まで溜め込んできた“ありがとう”と“好き”を投げつける勢いで叫んでやる。





修造が、私の不安を取り消してくれたときのように＿＿。






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「帰ってきたら、まずバスケの勝負しよう。


　私にボロ負けするくらいに腕を下げておいてくれてもいいよ。
　ルールだけ微かに覚えてる程度でいいよ。


　いつか、帝光バスケ部レギュラーで集まりたいね。

　後輩くんたちの成長は私が見届けるから、修造もびっくりするくらい進化して帰って来て、赤司くんの驚き顔をビデオに収めよう。




　いつもの道もまた、二人で歩こう。






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　＿＿だから」



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なんで、ドラマや映画ってこういう良い場面のときは声が響くのだろう。



羨ましい演出だと思う。



現実なんかじゃそんなの、相手の世界の中で一番響かせるのは難しいし実際のところは分からないし。



つくづく思う、素敵な演出だ。



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響けばいい。






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「＿＿＿ずっと、待ってるから。」





修造の世界で、一番。





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