【3*黒バス】泣くな、笑え笑え。【虹村修造】

。クリスマスとお届け物 ページ3

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冬休みも突入して、もう数日経った。


この頃の私は、日付感覚も忘れるくらい、本当によく勉強している方だと思う。...今までに比べれば特に。


少しの休憩のつもりでつけたテレビ。
丁度、クリスマス特集をやっていた。




......あれ？



………え、いや、え、ちょっと待って。
クリスマス？


えー……と、うそだ、うん。


私のなかではまだ23日なんだけど、と内心焦りながら
久しく入れていなかった携帯の電源を入れる。



「………12月…25日…」


電波時計を見ても、携帯を見ても、
何度見てもガン見しても今日は12月25日。クリスマス。



そして
次から次へと来る、『メリークリスマス！』というメール。


oh...、と叫びたいくらいの後悔、というかもどかしさ。

なんとかバネに出来ないものかと感情の試行錯誤。

結局、
「まぁいいし！冬休み明けには一番になってドヤ顔するし！！」......ということで、冷蔵庫のなかに入っていたプリンを食べて、どこからきたのか謎の高まっていた気持ちも落ち着くことができた。



「とりあえずタイムラインに『メリークリスマス☆』って載せて……」



まとめて返信でいいよね、
休憩にそんな時間かけていられないし(いやもうかけてるけどなっていうツッコミはスルーの方向で)。

クリスマスおめでとう、っていうのはちょっと変か。



ぽちぽちと考えながら打っていると、ある人物から『メリークリスマス。inポスト』とメッセージが届いた。


ある人物とは、修造のこと。



私は急いで玄関先のポストまで走った。




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