"SnowHouse"へようこそ！

☆阿部ちゃん先生 ページ38

ラウールside




今日は日曜日､部活は休みだ｡


お店のお手伝いも今日はないけど､テストが近いから勉強をしにシェアハウスに行く｡



そんな理由がなくても､部活さえなければほぼ毎日あそこには行ってるんだけどね｡




「こんにちは〜！」

深「おう！ラウいらっしゃい！」

「ふっかさん〜阿部ちゃんもういる？」

深「多分いつもの部屋にいるんじゃねぇか？」

「分かった〜ありがとう！！」



玄関でふっかさんと話をして2階に上がる


途中で部屋から出てくる翔太くんとも出会ってちょっと話をしてからあの部屋へ向かう｡




「こんにちは〜！」

阿「ラウいらっしゃい！こっちおいで！」


「うん！あ､めめ！」

そう言ってめめに抱きつく｡


目「なんだよ〜勉強してるんだから邪魔すんなよ〜」

「とか言いながら､喜んでるくせに！」

阿「ははっ､目黒も素直じゃないんだから〜」

目「...2人でイジるのやめてよ...」



うん､本当に嫌だったら無視してくるから､これは大丈夫｡



最初の頃はめめと1番距離があったけど､今は1番距離が近いかもしれない｡



阿部ちゃんとも少しだけ距離あったけど､勉強教えてもらううちに仲良くなれた｡



最初は避難だけだった逃げ場所が

今ではものすごく心地がいい場所になってる｡



早く大学生になってここに住みたいな〜っていうのは毎日のように思ってる｡


まあもうなんだか住みついてるって言ってもおかしくないレベルにはなってきたかな｡



阿「ラウ､勉強始めるよ｡明日からテストなんでしょ？」

「うん！ごめんね！始める！！」






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