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「ねぇ阿部ちゃん、この問題どう解けばいい?」
阿「どれどれ〜.......あ!これはね...」
数秒で考えては直ぐに教えてくれる。
確か、都内の有名な大学、大学院を卒業したって言ってたっけ...
まあ、僕が通おうとしてるのはここから近いところなんだけどね
今のところ...だけど
阿「こうして、こうしたら、こう!どう?」
「なるほど!」
阿「ここ計算ミスしやすいから気をつけて」
「うん!分かった!ありがとう!!」
本当に分かりやすいし、これで点数バンバン取れるようになるからすごいなと思う。
阿部ちゃん本人に言ったら
「俺は秀でたものが何もないから...」
なんてネガティブ発言されるけど、努力の天才なんだと思う。
目「阿部ちゃ〜ん、ここってこれで合ってる??」
阿「どれ〜?...こっちはあってるけど...こっち計算ミスかな...」
目「え、嘘、めちゃくちゃ自信あったのに」
阿「だけど、やり方はこれで大丈夫。」
目「...あ〜本当だ、ここミスってる...」
阿「そうそう!だいぶできるようになってきたんじゃない?」
目「阿部ちゃんのおかげ、俺一人じゃ絶対に出来なかった。いつもありがとう。」
阿「そんな...俺にはこれくらいしか出来ることがないから...でもめめの役に立ったのなら嬉しいな。」
あ、ちょっと肯定してる。
なんか俺が初めて会った時の阿部ちゃんと違うから、
俺が言うのもなんだけど、成長が嬉しい。
「僕も!いつもありがとう!阿部ちゃん先生!」
阿「...うん、こちらこそありがとう」
ちょっと照れながらそう言う阿部ちゃんが可愛い。
コンコン
ドアをノックする音が聞こえる。
宮「お疲れ様、お茶入れたから、休憩しない?」
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ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしています! (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます!移行先で書かせていただきます!今後もよろしくお願いします!! (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです! (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました!今後もよろしくお願いします!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ra. | 作成日時:2021年1月17日 2時