2 抱き枕になりなさい! ページ10
「Aさま〜〜!!」
つららがオレの部屋に泣きながら入って来た。
なんだ?と聞くと、リクオ様がリクオ様がー、と言っていた。
リクオに何かあったのか?
そう問うと、広間に行ってみろと言われ、広間へ向かった。
スッと襖を開け入ると、小さくなってる夜リクオがいて、胡座をかいて座っていた。
・ ・ ・ 。
「えええええぇぇええ!!!?リクオおまっ…どうした!?」
「知らねーよ。起きたらこんなんなってたんだよ」
い、いきなり幼児化するとか…そんなアニメチックなことあるわけ……
ん?
も し か し て
「リクオ、昨日、オレが持ってたビンの中身飲んだ?」
「いや、飲んだのは寝る前のあの水位だな」
………一応、鴆のとこに電話して聞いてみた。
『あー、そりゃあオレの薬だな。試作品とはいえ傑作だから、三日はもとに戻んねぇな』
ピッ
………
「三日は戻らないって」
「ハァ!?じゃあ三日はこの状態ってことか!?」
うん。そうだね。
………ヤバイぞ。マジで。
何がって?そりゃ、オレが理性を保てるかだ。
ムズムズ……
あーっ!もう無理っ!!
ガバッ!
「「「!!?」」」
オレはリクオに“抱きついた”。
「かーわーいーいーー!!」
「「「ハァ!?」」」
リクオは今ショタ化してるからいつもより目大きいし、声だって少し高い。
説明しよう!夢主ちゃんはかわいいもの好きで、いつもは理性が吹っ飛ばないようたえているのだ!!(設定参照)by.作者
「はあぁぁぁ…可愛い……((スリスリ」
リクオを抱き締め、頬擦りをする。
「ちょっ!姉貴!?何すんだ!?////」
最初はつららにしようと思ってたけど、リクオも悪くないなー。しかも夜だし。
結果オーラーイ!
よし
「決めた!!」
「な…何を?」
フフン!
「リクオは三日間、私の抱き枕となりなさい!!」
「ハアァァァ!?」
ズギャーーーン!
P.S.夢主ちゃんは時々、一人称が“私”になるのだ!
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りん - 続きが楽しみにしてます! (2017年4月17日 22時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮ノ姫(プロフ) - 面白かったです。小説の続き早く読みたいです。 (2017年2月26日 17時) (レス) id: 00b831eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬらりひょんのまごが好き - おもしろい!楽しみにしてます♪ (2016年6月5日 12時) (レス) id: 67a985ffbc (このIDを非表示/違反報告)
桜 - はなさん» ありがとうございます!顔文字ワロタww (2016年5月12日 16時) (レス) id: 0f1bdb1ace (このIDを非表示/違反報告)
はな - とっても面白いです! 更新待ってまーす(・∀・) (2016年3月31日 9時) (レス) id: 0c3fe0b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 | 作成日時:2015年6月27日 21時