4 抱き締められながら ページ12
三日後……
リクオの体は、いつもの大きさに戻った。
チッ…あっちのがかわいいのに…
「おい姉貴、何考えてんだコラ」
「べつにー」
ハァ、そろそろ寝るか
オレはリクオを放置し、自分の部屋に向かった。
まではいいが、なぜかリクオがついてくる。
「おいリクオ、なんでてめーもきてんだよ」
「なんだ?抱き枕にすんだろ?」
「それはリクオが小さいときまでの話だ!」
「まあいいじゃねぇか。あの温もりがなくなって寂しいんだよ。オレは」
温もりって……
少々呆れていると、リクオは普通に障子を開け、オレの布団の中へ入っていった。
「ほら姉貴、来いよ」
「出てけアホ」
ほら、とリクオは、オレの腕を引き、布団の中に入れさせる。
するとすぐにギュウゥと抱きしめられた。
「あー、久しぶりな気分だ。こうして姉貴を抱き締めんの」
「は、離せアホー!!」
これじゃあオレが抱き枕にされてるじゃねーかっ!!
リクオの腕の中でジタバタ暴れると、更にギュッと抱きしめられた。
「〜〜〜ッ!」
そして、
「オレは三日間、こんな感じだったんだぜ?」
と、耳元でささやかれた。
「ッ!み…耳元で言うなぁっ…!///」
耳まで赤くするオレに、リクオはくつくつと笑う。
クソゥッ!仕返し出来ないのが悔しい!!
ん?なんでできないかって?
そりゃあしたら……
これよりヤバイことやられるから
に決まってるでしょ!!
「(お?おとなしくなったか…つまんねぇな…)ほら、さっさと寝るぞ」
「………ああ。」
そうしてオレは、リクオに抱きしめられながら、一夜を越した。
(Aさま〜♪起きてくださ〜i………ええぇぇぇえぇぇ!?リ、リクオ様〜〜!?)
(ん?つらら…?)
(なんでリクオ様がここにー!?)
(あー………////)←昨夜の出来事を思い出した
(どーゆーことですかあぁぁぁぁ!?)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
ショタ化編が終わりました!
思ってた以上に早かった……
学校は……気にしないでください。
気にしたら終わりですっ!
ではではまた〜(^∀^)/
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りん - 続きが楽しみにしてます! (2017年4月17日 22時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮ノ姫(プロフ) - 面白かったです。小説の続き早く読みたいです。 (2017年2月26日 17時) (レス) id: 00b831eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬらりひょんのまごが好き - おもしろい!楽しみにしてます♪ (2016年6月5日 12時) (レス) id: 67a985ffbc (このIDを非表示/違反報告)
桜 - はなさん» ありがとうございます!顔文字ワロタww (2016年5月12日 16時) (レス) id: 0f1bdb1ace (このIDを非表示/違反報告)
はな - とっても面白いです! 更新待ってまーす(・∀・) (2016年3月31日 9時) (レス) id: 0c3fe0b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 | 作成日時:2015年6月27日 21時