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5 牛鬼1 ページ40

Noside
牛鬼
顔は牛 体は土蜘蛛

人に化け

だましあやつり 襲う

現したその姿 人々は語る

【名よりも 見るは さらに おそろし】



捩眼山山頂…

ゴロゴロ…と雷がなっている。

牛鬼組組長牛鬼は、屋敷でリクオを待っていた。

「(遅い)……」

『達磨!!達磨よ!!若がガゴゼを討ったとは本当か!!
すごい才能ではないか。いてもたってもいられなくなったぞ』

『いや…牛鬼よ、あまり期待されるな
リクオ様には…常時…妖怪ではないという大きな欠点がある』

『何を抜かすか!!しかし夜は妖怪であろう!!必ず…期待通りに成長してくれるはずだ!!』

牛鬼はリクオがガゴゼを討った時の、達磨との会話を思い出していた。

「何を考えている
牛鬼」

「あぁ、やはり来られましたか…
血を継いでいるのは確かなようだ」

牛鬼は振り向き、覚醒したリクオの姿を見て言った。

「答えな牛鬼
何故こんな短絡的に__オレと姉貴を殺そうとしたのか」

ギラッとリクオは長ドスを牛鬼の首に当てる。

「牛頭丸を…倒したのですか………
『側近』を殺されたかはたまた『御学友』を殺されたか………もしくは『姉』を殺されたか…
引き金を引かれて……『その姿』に変わったのですか?」

「……質問してるのはこっちだよ
その気になればその首
はねることも出来る…」

リクオがそう言った瞬間、牛鬼がリクオの首に刀を当てる。

「ひとつずつ『明確』に…答えろ…
一つでも納得できねば耳をそぐ
腕を落とす
その気になれば首を落とすことが出来るのはお主だけでは……ない!」

6 牛鬼2→←4 あの人



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設定タグ:リクオ落ち , ぬら孫 , 鯉伴生存   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2015年2月27日 20時

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