3 馬頭丸 ページ38
「エエイ!女陰陽師とAは後だ!!そこの二人を先にやっちまえ!!行け!!行け!!ただの女だぞ!!」
「た…助けてぇぇーーゆらちゃん〜〜A〜〜私らのこと言ってるーー」
「なんとかっ…くいとめる!!」
その後、三羽鴉が来て、倒してくれた。
ささ美はずっと、馬頭丸をムチでひっぱたいている。
あ!リクオのところに行かなくちゃ!
Noside
その頃……
つららを優しく横抱きして階段から降りてくる夜の姿のリクオをカナは見つけた。
スッと、そのままつららを渡され、一瞬戸惑ってしまう。
「行くところがある。カナちゃんその娘を……たのむぜ
あと……____」
「(!ケガ…してる…?まさか妖怪に……でも…あの人は…妖怪の主じゃあ…リクオ君は…?なんであの人と…?)」
するとつららの腕が、震えながらあがってき、
「う〜〜ん若ぁ〜〜立派なお姿ですよ〜」
と言って、カナの首に、手を回した。
「(なんだか全然わからない)」
「なんかつめたい…?」
つららからヒンヤリとした感じがする。
リュックを開け、中のものを取り出してみると……
「んん〜〜?」
氷が入った袋があった。
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作者名:桜 | 作成日時:2015年2月27日 20時