1 再び覚醒 ページ32
「ふわあぁあぁ〜〜……え、何この状況」
「姫！鴆様の手下が裏切って、鴆様を殺そうとしているのですよ！！」
なんだって！？
鴆が死んじゃったら、もう美味しいお土産もらえないじゃないか！！←
蛇太夫は蛇に化けて、シャアアァァと襲ってくる。
「「許せねぇ」」
「ど…どけ！？リクオ！！お前に何ができる！！」
あ、オレはできると思われてんだ。
やったね♪
「下がってろ」
リクオは長ドスを抜き、蛇太夫の口にあて、真っ二つに切っていく。
オレはその後、八つ裂きにしていった。
わーグロテスク(棒)
あ、今ぬらりひょんの姿だよ！なるのは初めてだな。
「………あんたら…誰だよ…？」
「リクオ様…A様…また…覚醒されたのですか……」
「リクオとAだって！？」
「よう鴆。この姿で会うのは初めてだな」
リクオたちが酒を飲んでる間、遠くでカラスと一緒にいた。
「A様はいいのですか？一緒に飲まなくて」
「いいんだよ。オレあんま強くねーし」
「なぜその姿をいつも見せてくれなかったのですか！？」
「めんどくさいから」
「なんですとーー！！姫！それはいけまs「“爆”」うぎゃーーーー！！！」
プスプスとカラスは焼鳥になった。
「フン！また焼鳥にでもなってろ！」
「おーい、姉貴も飲まねーかい？」
「オレはいいよ！二人で飲んで」
「……あれ、カラス天狗か？あの焼鳥」
「ああ、カラスがうっさいと、いつもああするんだ。」
帰り、カラスの死体(仮)を持って、本家に戻った。
「………オレは、いつまでこうされていなくちゃいけないんだ？」
「ん？着くまで」
オレは今、リクオの膝の上に乗せられ、後ろから抱きしめられている。
「(別にいいんだけど………恥ずかしいんだよな……/////)」
「(あー、姉貴柔らかくて気持ちいい)」
全く違うことを考えている二人であった。
本家に着くと……
(カラス！？どうしたのそれ！？)
(また姫様にやられたのか？)
(うう……姫もひどいお人だ……うっうっ……)
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作者名：桜 | 作成日時：2015年2月27日 20時
