1 かっ…かわいすぎるっ!! ページ4
んっ……なんだ…ここは……
暗い…なにも…見えない………
っ!?苦しい!だ、誰か!ヘルプミー!!
あ!あそこに光が!よぅし!
オレは一筋の光を見つけ、そこへ手を伸ばした。
「産まれました!産まれましたよ!若菜さまっ!」
?なんだ?何やら聞き覚えのある声が……
「こちらも産まれました!双子の女の子と男の子ですよ!」
?隣からおぎゃああぁぁぁと赤ん坊の泣き声が聞こえる。
!!
なっ…なんだこの子……
かっ…かわいすぎるっ!
なにこの子!くそかわええ!
「あっ!女の子のほう、泣きませんよ!」
ん?不思議に思い、オレは右手を上げる。
うわぁ、かわいい小さい手……
・
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・
じゃねぇ!!なんだこりゃあ!!なにこれ!今オレ赤ん坊なの!?
内心プチパニックになっていると、「どうしましょう!泣きませんよ!」と焦った声が聴こえた。
……ふぅ、とりあえず、泣いておくか。
そしてオレはすぅ、と息を吸い込み…
おぎゃあああああぁぁぁあぁあぁぁぁ!!!!
と、力いっぱい泣いた。
ああ、ストレス発散になった。
ん?なんのストレスだ?
ま、いっか♪
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作者名:桜 | 作成日時:2015年2月27日 20時