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8 どうしよう ページ11
リクオside
ボクはあのお姉ちゃんが怖くなって、家へ走って行った。
「おじいちゃん!!」
おじいちゃんを見つけると、ボクはおじいちゃんに抱きついた。
「おー、おー、どうしたリクオ。」
「お父さんと……お姉ちゃんが!!」
説明しようとしたが、思い出すのが怖く、ぼろぼろと泣き始めた。
「!?リクオ!?と、とりあえず、案内せい!!」
うんと答えると、一緒に散歩に行っていた場所へおじいちゃんを案内する。
その場所へ付くと、おじいちゃんは目を見開いた。
「A……鯉伴……しっかりせい!!A!!鯉伴!!」
おじいちゃんはなんとか二人を屋敷まで運んで、部屋で鴆くんに来てもらい、診察してもらった。
お父さんは、気を失っているだけで、死んじゃうことはないって言ってたけど……お姉ちゃんは、生きてるのが不思議だって……危険な状態だって………
どうしよう……お姉ちゃんが死んじゃったら……ボク……どうしよう……!
早く起きて……お姉ちゃん…!!
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作者名:桜 | 作成日時:2015年2月27日 20時