君がいなくなっても-3- (ページ33)

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ある程度落ち着いて、タイミングのいい所でさっくんの隣に戻った

向井「はなちゃんおかえり！」

『...ただいま、ご心配おかけしました...。』

それから、色々ゲームをやったりすることになってるんだけど、

佐久間「A、聞こえにくい？」

耳鳴りがまだちょっとあるから機械をまだ付けれなくて

唯一少しだけ聞こえる右耳で聞くにしても、車の中での会話はかなり難しいし、口の動きを見るにもこの状態だと厳しい

それに気付いてくれたさっくんが、耳元でみんなの説明を伝えてくれる

それに、ファンの子が気付かないわけなくて

＿さくはな！！！

＿なんかさっくん、はなちゃんに囁いてる？

岩本「佐久間、Aに何囁いてんの？だって。｣

佐久間「ふふっ、内緒だよね～。」

『......？？？』

一連の会話を聞き取れてなくて、？？？となってしまう

阿部「A。」

阿部ちゃんと目があって、手話である程度のことを伝えてくれる

『っあ、体外装置を付けれてなくて、あんまり聞こえないから、さっくんに教えて貰ってた。』

深澤「ごめん分かりにくかったな。」

『...大丈夫、』

佐久間「とりあえず、俺が伝えるから安心して。」

さっくんに伝えて貰いながら、ゲームも割と参加出来て

たまに阿部ちゃんと蓮が手話で伝えてくれたこともあり楽しくバス時間を過ごすことが出来て、

途中のD.D.は無理しないようにと不参加で後半をすごした

そして最後の企画

大規模D.D.の準備が始まった