君がいなくなっても-3- (ページ32)

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立花「はい上着、とタオル、あと薬な。耳しんどいだろうから外しとけ。」

『...配信見る、タブレット......』

出れないし、耳鳴り酷いけど9人の様子は見ていたくて

立花「わかったから。汗拭かないと冷えるぞ。」

配信のコメント欄には私がいないことに対する言葉も沢山書かれていた

そしてしばらくして、9人がバスに戻ってくる

ラウ「はなちゃーん、大丈夫？？」

深澤「大丈夫？頑張ったな。」

『...ごめんね、』

宮舘「大丈夫だから、ね？」

立花「とりあえず9人で配信再開させるから、ふっかは最初花巻のこと触れて。」

深澤「了解っす。」

立花「花巻は薬効いて落ち着き次第戻ろうな。」

『はぁい、』

9人はとりあえず汗だけ拭いて、休む暇なく配信は再開する

深澤「はい、というわけで御百度参りが終わりましたけども。Aがですね、耳鳴りと目眩でダウンしちゃった状況なので、とりあえず9人で再開させていただきます。回復次第、参加ということで、」

阿部「難聴の影響でなりやすいんだよね。」

岩本「本人は出るって言ったんだけどね、俺らがストップ出してる。」

心配のメッセージの間に入ってくる批判のメッセージ

メンバーがそれを見つける度に険しい顔をする

渡辺「甘やかしてるとか、本人サボってるとかそういうんじゃないから。」

しょっぴーがボソッと呟く

深澤「ふははっ、確かにね言われがちだけど、こっち心配になるぐらい無理して頑張ってる時あるからねぇ、隠すの上手いからほんと。俺らぐらいしか気付かないから。」

佐久間「てか、俺らでさえ気づけない時あるからな。」

目黒「俺は気づきますけどね？」

ラウ「めっちゃマウント取ってくる(笑)」