君がいなくなっても-3- (ページ34)

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ジャージから衣装への着替え、なんだけど、

ス「Aちゃんごめん！こっちの手配ミスで、衣装スカートなんだけど...。」

夜だし、まだ1月ということもあって当初の予定はパンツの衣装だったんだけど、ミスがあってスカートになるっぽい

目黒「は？スカート？ガチ？」

『うん。』

ス「本当にごめんね、寒いのに。」

『大丈夫です、ちょっとの間だけなので。』

広場に出ると待っていた阿部ちゃんとたつくんも驚いてて

深澤「は？スカート？」

阿部「寒いよ？」

『んー大丈夫！』

って、言ったけどかなり寒いよ！？

深澤「あーだめ見てらんない俺。」

たつくんはそう言いながら上のジャージを脱いで私に渡す

『え？』

深澤「ギリギリまで足に巻いといて。」

阿部「出た過保護。」

深澤「当たり前じゃん、普通に寒いって。」

『...ありがと。でもたつくん、』

それだけでかなり体感は違くて温かい

ってことは、たつくんは逆に寒くなっちゃうわけで

深澤「いーの、俺あとどうせ着替えに行くし。」

そう言いながらも、腕は鳥肌が立っている

『...っ、』

深澤「んぇ？」

『...お礼？』

隣に立っているたつくんにピッタリとくっついた

『私のせいでたつくん風邪ひかせちゃったら申し訳なさすぎる、から、』

深澤「ふはっ、優しいねぇ、」

阿部「待って、俺いるからイチャイチャしないでもらっていい？」

深澤「ごめんごめん(笑)」

向井「俺ら混ざりにくいねん！！」

佐久間「にゃははっ！2人着替え行っていいよ～。」

全員が着替え終わって、生配信で場当たりが始まる

いつもお世話になってる振付師さんに場所のチェックをしてもらうんだけど

振付師「はな、耳は？」

『無理そうなんでカウントお願いしたいです。』

振付師「わかった、出すね。」

手でカウント出してもらいながら場当たりが進み、本番

ダンサーさん90人に協力してもらい、総勢100人での大規模D.D.で長時間の生配信は終わりを迎えた