君がいなくなっても-3- (ページ28)

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岩本照side

それぞれが、きっと色んな思いを持ちながら

1月22日を迎えた

朝の番組にも出演させていただいたり、その後もたくさん仕事がある

さすがにデビュー日だからと夜は空けて貰えたけど明日からは夜遅くまで仕事かな

そして、その空けて貰えた夜は10人でご飯

って言っても俺ん家でだけど

深澤「あー疲れた！ただいまぁ！」

「...お前ん家じゃねぇよここ。」

向井「デビュー日ってこんな感じなんや、」

渡辺「まぁでも明日からがキツイよな。」

宮舘「ありがたいことだよ。」

今日という二度と来ない日をみんなが噛み締めている中、Aだけが浮かない顔してて

「A？どうした？」

『...ううん？なんも？早くお祝いしよ！』

あれ、俺の気のせいだったのかな

元気に動いてるし、笑顔になってるし...

今もお皿運んだり、色々手伝ってくれて...

ガッシャーン！！！

大きな音がして、その方向を見るとAが蹲っていて

深澤「...A？」

「大丈夫？どうした？」

『...っ、ひぃく、ごめんっ、』

きっと皿を割っちゃったことだろうけど、そんなことはどうでもよくて

「怪我ない？どこか具合悪い？」

『.......っ！』

顔をしかめてグッと耳の辺りを抑えるA

目黒「耳鳴りっぽいですね、A聞こえたら岩本くんの手握って。」

目黒がそう言っても、俺の手を握ることは無い

目黒「かなり酷いかも、1回耳の機械はずして...休ませた方が、」

「じゃあ、俺運ぶわ。」

Aを抱き上げてベットに寝かせる

深澤「俺そばにいるから、みんな準備してて。」

あんまり集まってもできること少ないし、ふっかに任せて準備を再開した