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もちろん、悪いことばかりではない。
亮平はいつだって優しかったし、怪我してきた理由は知らなかったかもしれないけど、怪我の手当はいつだって亮平がしてくれていた。
亮平と私は、家族ぐるみで仲が良かったのもあっていつも一緒にいた。
何をするにもお互いの存在があって、それが当たり前だった。
こんな時間が、これからも永遠に続いていくんだって、子どもの私はそんなことを心の底から思っていたし、多分あの頃、亮平もそう思っていたと思う。
いつも一緒だった保育園時代。
友達もできたけどやっぱり一緒にいることが多かった小学生時代。
少しだけ関係が変わった、中学生時代。
中学に上がり、絵を描くことが好きだった私は美術部に入部。
頭も良くて周りの人たちからも人気で、先生からの信頼も厚い亮平は、周りの後押しもあって生徒会に入った。
中学生になるとなんとなく周りの雰囲気をみて、学校で声をかけ合うことは減ったけれど、相変わらず学校から家に帰ればお互いの部屋を行き来するような、そんな関係で。
わたしにとっては家族みたいに、いやそれ以上に大切な存在。
亮平と過ごす毎日は楽しくて幸せで、充実していたって今でも胸を張って言えるくらい。
キラキラしていて、私の青春だった。
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たぬ(プロフ) - るる様 ご指摘ありがとうございます！気付いておりませんでした、、外させて頂きました。教えて頂いてありがとうございます！ (2021年10月18日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - オリ フラﾀﾄした方がいいかもです(><) (2021年10月18日 17時) (レス) id: 0fbeefd96e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2021年10月17日 11時
